【昨日のビール】
ロング缶 : 3本
芋焼酎ロック : 4杯
昨日は休日だったので午前中に息子のサッカーの試合観戦に出かけた。
ここ最近、息子の成長を著しく感じる。
何かに取り組む顔つきが真剣そのもので、大人に近づいているのだなーと改めて感じた。
身長も母親を抜いてしまい、私を追い越すのも間もなくだろう。
休日ということもあり、夕方は家族全員揃う時間が早かったので早目の夕食にしようということになり、ランニングは休むことにした。
本日はその贖罪のため、いつもより10分だけ多く走った。
以下はその証拠写真。嘘などついていない。
家族には冒頭の写真にある特製味噌ラーメンをふるまった。
以下は私のいつもの肴。
なかなかの自然に囲まれているそのサッカー場は緑いっぱいで夏の名残の、強い日差しが鋭かった。
木陰を探して折り畳み椅子を広げ、しばし息子の戦う姿を見つめていた。
すると「ブーン」という低音とともに爆撃機のような、今まで見たそれの最大級と言えるようなスズメバチが目の前を通り過ぎて行った。
全長5cmはあっただろう。
身震いしながら私の視野から消えていく黄色と黒の物体を目で追いかけた。
そして、今日のランニング中も少し小さめのスズメバチが目の前を通過。すぐに消えていった。
お次はランニングコースの公園の中にある緑に覆われるような長いのぼり階段を上っていると、あからさまに私に警戒しするような飛び方で前方で旋回し始めるスズメバチ。
極めつけは歩道にいきなり三角コーンとポールが現れ、その先に進めないようにされている。
注意書きがあり「スズメバチの巣があります。駆除の依頼はすでにしています」と書かれていた。
私はすぐに引き返して反対側の歩道にから先に進むことにした。
私はハチには昔から弱いのである。
それには訳がある。
幼いころ、まだ私が幼稚園に通っていた頃だと思う。
家の近所の広場で紙飛行機を飛ばして遊んでいた。
うまく作れた紙飛行機が長く飛んでいる空をずっとながめていた。
地面に着地したので急いで取りに行こうと走り出した瞬間に左の太ももに激痛が走った。
私はすぐに大声で泣きわめき、その声を聞きつけた母親が私の方に駆け寄ってきた。
そのあとのことはおぼろげな記憶になるが、ミツバチに刺されたのだろうということで、救急箱にあったアンモニアをぷっくり腫れた部分に塗ってもらったことは覚えている。
その日の夜、仕事から帰ってきた父親が私に向かって
「お前は刺されて痛かっただろうが、挿したハチはそのあと死んでしまうのだから五分五分だ。よく頑張った」
と慰めてくれた。
以上のようなほのぼのとした記憶がある。
にわかに大人になって、もう一度ハチに刺されたらアナフィラキシーショックを起こして倒れてしまうのではないかとヒヤヒヤしているのが本音である。
先日も自宅の庭先でやけに足長バチが飛んでいるな、と目で追いかけていると、水道の蛇口の上に小さな巣を作っているのを見つけた。
驚いた私はすぐさま天に向かってこう叫んだ。
「ビールをこよなく愛する人々よ!オラに元気球をくれーっ!」
私は集まった元気球を足の裏に集中させ、小さな蜂の巣を、1匹だけとまっていた足長バチもろともキックで倒したのであった。
幼いころはアンモニアで消毒してもらったが、今は毎日アルコールで内側を消毒している。
なんだかまとまりがつかなくなってきたが、これから家族でたこ焼きパーティーを開くそうなので、娘と一緒に買い物に出ることにした。
本日はたこ焼きとビールで乾杯なのですね。
ムフフフ。


