鍼治療ってさ、何も考えずにプスッて刺してるイメージないですか?![]()
西洋医学のみをバリバリやっていた頃はそう思ってました(笑)
(きっと、西洋医学のみを現役でまだバリバリしてる先生は鍼なんて簡単って思っている事でしょう・・)
東洋医学には、独特の診断法があって、独特の考え方で診察、治療をしております。
この子の場合は、少し怒りっぽい所がある。
発作の他には耳を振って痒がっている→耳をめくると、真っ赤に腫れていました。
典型的な この季節のタイプ
東洋医学では季節を5つに分けます(木火土金水)
今は木で肝臓の季節、頭の問題が起きやすいです。(前回の記事)
そして、胆嚢の熱とか湿気は外耳炎を起こすんです![]()
ほら、前回の記事の胆嚢の経絡のギザギザしたいかにも耳に悪そうな・・・
(私の勝手なイメージ・・・笑)
東洋医学的では、同じ発作でも
どんな体質か、どんな状況がその症状を起こしているのか、判断していって、
選ぶ鍼のポイントを決め、漢方薬を決めます。
なので、外耳炎でも、前々回の顔面神経麻痺の時に使った漢方とは違うものをチョイスになります。
イメージは熱を取ってあげて、頭に上昇しているものを引き下げる感じ・・・
そして肝を冷やしてあげるみたいな。
この辺のニュアンスが理解しがたい・・・。仕方ないのです。![]()
まったり・・・・![]()
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鍼の刺激によって、筋肉の緊張が緩むのですね。
内科疾患の時は特に緊張します(私が・・)
「何処かが痛い」で治療してる時はやった後、「楽そう」「びっこしない」
で分かりやすいですが、内科治療は見た目ですぐ分からないですからね・・。
一刺入魂です! 笑
鍼治療の対象は主に、整形外科疾患ですが、内科疾患も対象になります。
てんかんもそうなんですが、普通の薬で効きが悪い、治りが悪い、薬を止めると再発する。
そんな時はその子の体質そのものや、体力そのものを底上げしてあげると、良い結果が得られることがあります。
基本的にてんかんは普通の薬を飲んで、起こる頻度を下げるという目的でコントロールします。
しかし中には、薬を飲んでも発作が頻繁に起こるため、数種類併用する場合もあります。それでも起こる。
そんな時には鍼漢方と併用する事で上手くコントロール出来る子がいます。
フロリダ大学のClemmons教授の研究で。
医療用のビーズを鍼灸のツボに埋め込むことで、てんかん発作を内服薬なしで、抑えることが出来たという発表を聞きました。
(ビーズは定期的に付け替えなきゃいけないそうです・・)
とても、興味深いです!
話がそれました・・・。
治療後・・・
鍼抜きましたけれども…・・![]()
ぐっすり・・。
「この子、家以外でこんな風に寝る子じゃないんです!!!しかも初めての場所なのに・・!」
と飼い主さま、驚いていらっしゃいました。
漢方薬は発作を抑える作用のあるものと、肝臓系に効くもの(結果的に外耳炎に効くはず!)の2種類。
後日、お電話で2週間以上たっているけれども
「あれから発作が起きてないです。夜中に耳を振って起きるのですが、
振らなくなりました。良く寝てくれます」
と、嬉しいお話を聞きました。
その子のタイプと季節を考えると発作を起こしやすい季節ではあります。
これが今の季節のみなのか・・・。
今後の状況をみながら、漢方の量や種類を調整しながらみていきます。
ひとまず、良かった!
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皆様と皆様の小さな家族が健やかに幸せに過ごせますように

