先月、見てきました
樹木希林さんがお茶の先生の映画なんですけれども。
あ、これはつい買ってしまった原作エッセイ本です。
お茶って、五感を使って、季節を感じる文化なんですね~。
主人公が一生懸命に決まり事を覚えようとするのですが、先生の樹木希林が
「体で覚えるのよ」「これはどうしてこんなことをするんですか?」「そんな事、知らないわよ。決まりなのよ」
というそのやり取りがはまってて、うける・・。
お茶は戦国時代からあって、「利休はお茶をたてながら、目の前のこの人は明日、戦で亡くなるかもしれないと
思いながらたてたのでしょうね。」というシーンがあり、なんとも、お茶の深さを感じるのでした。
決まっている所作に集中するからこそ、その時の気付きがあり、同じ雨でも冬と夏のは違う。
その時々の、自分の心も違う。
きっと、瞑想に近いものがあるのかなと思うのでした。
昔から続くもの、変わらないものには理由があるのかなと思います。
ここで、自分のお仕事をふと思い出す・・。
「鍼なんて」という先生もいます。自分もたまに迷う事があります。学成り難し・・・。
こんな地味なのに、結果が出ずらい事してどーなの?って。
ただ、経絡だ経穴だと決まっている所に刺してるのはそうなんですが・・・、
この子、ここなんか違う。ここに刺さなきゃ。と思う事があります。そうすると、やはり結果が出る!
ずっと、長い歴史の中で続くことには意味があってやはり深い・・・。
「この映画は私の選んでいる事は間違ってないよ」と言ってくれてる気がしました。
外国人さんと話してると、英語話せるかもそうですが、日本についてあまり語れない事にハッとします。
これからますます、そんな機会が増えるし、改めて自分達の国について学ぶのもいいかもしれませんね。
そーいえば、私の伯母さん、お茶の先生だった
と思い出し、連絡を取ってみた。
お茶に興味出た。と、そしたらなんと、そっちの道のだいぶすごい人でした。(笑)
表千家の教授なんですと。あらあら。
ものすごい人に弟子入りして免許をいただくには、何百万としたりもするらしいですよ。
来年、教わる約束をしたのですが・・・果たして
お茶のセットを送ってくれました。
あらあら私の好きな鳥獣戯画ですよ。偶然。
樹木希林さんは私が好きな女優さんで。色々と素敵なお言葉を残していらっしゃいますが。
私がいつも心に唱えているのが「平気なふりして面白がって生きる」
(ちょっと違うかもですが。こんなニュアンス笑)
何でも、面白い面を探して平然としていればどうにかなるもんです。
あと、好きな言葉が、
「人生はギャグ、人は皆、ダチョウ倶楽部」(これは本屋で立ち読みした時にたまたま見た)
ウケません?なんか、どーでもよくなる。そこがいい
あ、話それました。笑。