「もう探さない」


発売 : 1991/12/25

品番 : BGCH-1004

購入日 : 2013/10/18


ZARDの2ndアルバム。

前作から1年経たずにリリースされたが

曲数は7曲なのでそれほどハードではなさそうだ。

ジャケットはホラー映画に出てきそうで

狙いはわからないが、今となっては非常に珍しい。


こちらは、ハードオフにて100円。

ジャンク品だったので、けっこうボロボロ(笑)


それでは、楽曲紹介。

(全作詞 : 坂井泉水 全編曲 : 明石昌夫)


1. 不思議ね…

作曲 : 織田哲郎


2ndシングル。

イントロが軸になっている構成で

織田哲郎の楽曲には珍しく間奏のギターソロがない。

そして、ベースラインが変わっていて

大きめに聴こえるのがミソ。

詞は、夏の失恋を回顧する内容で

曲と相まって、夏の爽やかさをイメージさせる。


2. もう探さない

作曲 : 織田哲郎


3rdシングル。

サックスがメロディーを奏でるAORに近い曲調。

ベースは一直線に流れるという印象で

他の楽器は、あまり主張して来ない。

ロングトーンが多く、耳に残りやすいキャッチーな作品。

詞は、失恋に対する内容で

前曲よりは、秋に近づいた印象。

サビの言葉選びは、すごく綺麗で良い。


3. 素直に言えなくて

作曲 : 坂井泉水


坂井さんの初作曲。

エレキのカッティングとベース、ドラムがリズムを作り

2本目のエレキがソロで盛り上げるロックな構成。

詞は、タイトルのままだが、素直になれない女性を描く。

韻を多用していて聴きやすい。

こちらは、後にシングルでリメイクされた。


4. ひとりが好き

作曲 : 栗林誠一郎


シンセがメインのポップス。

イントロでシンセがメロディーを奏で

アウトロでエレキが同じ音をシンクロさせる。

サビは栗林さんらしく、言葉少なめで

ロングトーンの間にリフを入れる構成。

詞は、つよがりに近い「ひとりが好き」を描く。

季節はメリークリスマスという言葉から冬。


5. Forever

作曲 : 川島だりあ


構成としてはほとんど前曲と同じで

違う所はエレキがシンセより大きい所。

サビは、言葉が途切れ途切れに聴こえて

唄いにくそうな印象を持った。

そのためか、コーラスが常に参加してカバーしている。

詞は、「傷つく事をいつまでも恐れないで」と唄う。


6. Lonely Soldier Boy

作曲 : 栗林誠一郎


テンポの速いハードロックに近い曲調。

栗林さんはこの年は、ハードロック調が多かったので

ストックの一つと思われる。

エレキは、オーバードライブで歪んでおり

曲のキー自体は高くないため

ボーカルが隠れている印象で

ZARDのイメージからすると、異色な作品。

詞は、孤独な男女の夜を描く。

「不埒(ふらち)」や「螺旋」など

少々難しい言葉選びをしている印象。


7. いつかは…

作曲 : 坂井泉水


エレキ(おそらくレスポール)で甘い音を出すバラード。

Aメロは大人しく、サビで一気に盛り上がる構成。

ドラムはこのアルバムの中では一番強く叩いている。

間奏ではエレキのソロがあり、最後の曲にはぴったりな感じ。

詞は、失恋もいつかは良い思い出になるという内容。

「Baby, baby don't you cry」がやけに耳に残る(笑)



◦ アルバムの総評

ロックな曲が多く、詞は失恋がほとんどで

明るいというよりは、少し重たいといった雰囲気。

まだZARDの方向性は定まっておらず

模索している感じがいい。

原点を知るにはいいアルバムだと思う。

オススメ 「不思議ね…」