おだやかな構図
鏡の奥 澄んだ眼で 活字をたどる
声かけて気付かずに 本を読むひと
下を向いて かき上げる くせのない髪
私が いるのさえ忘れてる
静けさの似合う人 時折の咳ばらい
ページを めくる音だけ
声かけて気付かずに 本を読むひと
下を向いて かき上げる くせのない髪
私が いるのさえ忘れてる
静けさの似合う人 時折の咳ばらい
ページを めくる音だけ
ひっそり響く 穏やかな夜
お茶を入れて 側に置くと やっと眼を上げ
低い声 「ありがとう」と優しく笑う
眼鏡を置き 眩しそうに
眼を しばたいて 突然 「好きだよ」と照れて言う
此処へ来て 側に来て
読みかけの 本は伏せて
愛しさが こみ上げてくる
あなたの全て 愛しくて
あなたと 暮らしてもいい
このままで 暮らしましょ
このままで 穏やかに
片隅にひとり
都会のうつろいに 身を任せても
あたりを見渡すと 同じ顔つき
グラスを重ねても 夜の片隅
恋さえ今まるで 病のようだ
熱い想い刻んで 夜が燃えつきる
恋心 ネオン色にかくれて
あなた だけが全てで 夢をつなぐのに
恋心 蒼ざめて沈んでく
誰もがうつろいに 埋もれてる
あたりを見渡すと 同じ顔つき
ひとりで抱えてる この淋しさは
あなたに逢うまでは 消えそうもない
今はグラス翳して 片隅にひとり
恋心 呟きの海に浮く
せめて約束の日は 花束かかえて
恋心 バラ色に染め替える
https://www.youtube.com/watch?v=L8nbT4G97Ls
めざめ
出会いと別れはいつも 突然巡って
知らない顔して季節 通り過ぎて行くのね
なくした あの日から かけがえのない
時の いたずら
ああ いちばん大切なもの
傷つく時に わかるの
そう ささえあいたい ふれあう心
感じていたいの やさしく
目覚めた朝の光が 涙を照らして
輝きなくした愛は すがたをかくしていく
乾いた都会で 小さな勇気
見失ってた
ああ 溢れる言葉も言えず
人の まなざし気にして
そう 素直な 思いやりさえ
忘れていたのね 知らずに
ああ もう一度大切なこと
見つめて 生きていきたい
そう 明日に 出会えるために
歩いていきたい 信じて