夢の加速
街並 一年後とに 変化してゆく
そよいだ 深い緑も ビルに変わって
だけど ここに君といる この空気は同じ
愛に馴れて 甘えないね
程良く 君はいてくれる
今も 夢は 加速してる
とても ゆっくり めぐる
テーブル 使い込むほど 君との歴史
日差しが いつも広がる くつろぎの中
カップの柄 変っても この香りは同じ
時は ずっと 流れるもの
君との 日々に 積み重ね
今も 夢は 加速してる
そっと てにひら 合わせ
ときの 流れ うつろうなか
君は 充分さ きれいだよ
いつも 夢は 加速している
昨日も 今日も ずっと
Forever. forever
水の中のグラス
夜更けのプールサイド そっとさざなみに
体を沈めて 深く息を吸い込む
あなたもプールサイド 体をすべらせ
向こう側で 泳ぎます
二人は月と一緒に 水面に浮かび
ひそかに水の中で すれ違いながら
指先軽くふれて とまどう思いに
息をついて 空を見る
濡れた体で 向き合う夜
ワインの壜 テーブルの上
肌のしずくが 月あかりに
きらめきながら グラスに堕ちて
悩ましい 味がするよ
夜も夏も 終わってほしくない
このまま 地球を
二人で 降りたい気分だよ
好きだよ 今夜なら照れないで言えるさ
あなたと めぐり逢った夏にカンパイさ
くちびる重ねた てにひらのグラスが
水の中へ 落ちては
ゆっくりと沈んでく 銀色の泡を残し
High Noon
開襟シャツの胸元から 両切り煙草を
男は無造作に取り出し くわえながら行く
真昼の草の匂い 強くむせた
公園のボートには 昔の面影見えなくて
恋人は語らうが 浮かんだ姿は紙コップ
夢 紙一重 もうギリギリのイリュージョン
せつなさを 漕いで行くよ
トーキョーの空の青 平たく奥行き失くしてる
色合いはポリバケツ それでも口には出さないよ
夢 紙一重 愛ギリギリのイリュージョン
せつなさを 汲んでいくよ
やさしさ色は せめて胸の中
君のためにだけ塗りこめた 世界さ
小さい頃の 植物図鑑を
君になら見せられるきっと 自然に
むかしばなし 男のリュックサック
眠る蝶の羽もよう はかなげで
見とれている 映像はカーキ色に
やるせなさを 男は背負うけれど
君にだけは さりげなく歌を唄う
あの日の空の青さまで よみがえるように
SFの未来が来ても さりげなく歌を唄う
開襟シャツの男の影 振り向くといない
時間のよじれたすれ違い 植物図鑑を
開くと もう一度会えそうな 真昼