~ 飛行中年 ~ -39ページ目

もうすぐ、たそがれ

海沿いを 走り抜けるバス

夕日を つれていく
思い出をたどるのは むなしい
君は口を つぐんでいる
新しい恋人と 新しい生活を 始める君だから

言い訳なんて いらないから

駅まで送るよ

鈍感なのは 僕の癖で慣れてるから 平気さ
哀れむことは しないでくれ
「さよなら」は 僕から言うよ
また ひとつ もう ひとつ

駅までのバスストップ数えて
「さよなら」を 何回も言いかけて
呑み込んで 景色に目を移す

もうすぐ 駅なのに
もうすぐ たそがれる

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=WexZGvNMm4E&t=18s

 

 

白い愁い

窓白く飾る 雪景色は
心の迷い 塗りつぶすよう
ただ都会の屋根 白く光り
けがれた夢も 閉じ込める
今 君を強く抱きしめたい
窓のガラスが くもるほど
寒い君には したくはないよ
過去も未来も ほんのり暖めたい

ヒマラヤ杉も 眠る時間さ
雪に抱かれて 深い緑も みんな おやすみ

ほのかに夜は 白い愁い
くちびるだけを 重ねてく
重ねてく


https://www.youtube.com/watch?v=0XU1sovovbs

官能少女

壊れた時計の 嘘の時間

それで ごまかせるならば

手品のように 君を さらうのに

星になりたいと 本気で言う

君に あきれてはいても

いつかすっかり 君に溺れてる

どこまでほんとか どこから嘘なのか

少女と女の間を すり抜ける

くちびる とがらせ 口笛吹く君に

今 愛してると言ったら

少しは効き目が あるかも知れないね


僕のくわえた 煙草を盗み

美味しそうに 吸い込んで

叱ろうとした 僕を ケムに巻く

腕枕して 雑誌をめくり

星占い 読み上げる

魚座の君は きっと浮気もの

どこまでほんとか どこから嘘なのか

少女と女の間を すり抜ける

くちびる とがらせ 口笛吹く君に

今 愛してると言ったら

少しは効き目が あるかも知れないね


それとも そっぽを向いては 笑うかい


https://www.youtube.com/watch?v=EhdDWgav_Nw&t=5s