振り向くならせめて
時だけが過ぎ あなたは
悲しい眼をして
どこか 違うひとに見えた とても遠くて
月影よりも ひんやり
青い横顔は
どこか 違うひとに見えた とても遠い
ふいに音の消えた 映画のよう
かすかな余韻残し 恋に背を向けて歩く
主人公の姿 あなたに重ねて 幕はおりる
時だけが過ぎ あなたは
淋しい眼をして
旅を急ぐ人のように 去って行くの
ふいに月の消えた 夜明けのよう
かすかな余韻残し 薄い肩につむじ風
振りむくなら せめて最後に 小さく笑いかけて
笑いかけて
余韻
How' you doing 地下鉄の出口で
君を見つけたよ
Where're you doing 階段を並んで
降りて行く時 なつかしい香り むずがゆいほど
感じる君の髪 揺れるよ
What are you doing 夜を渡る風に
君と歩き出す
Shall we walk 軽やかな興奮
君も同じ早口になるよ 話したいこと
押し寄せてくるから お互い
半年は離れただけで なんだか状況も違う
ためらいもあるけど 心残り取れ
新鮮な気分さ 乗るはずのバスが追い抜く
二人気にしない 気にしない
Where're you feeling こういうのいいよね
ずっと歩けそう
Do you hear me あの時みたいだね
夜の浜辺で足が冷えるほど 波と遊んだ
夏の日が近くに 見えたよ
半年たった半年 とても憂鬱だったのが
君のまっすぐな目を見て 安心した
もう泣かない君さ 愛を揺り戻すつもりは
なくても さわやか 余韻だけ
振り向き 電話してねと照れたように君が言った
うなずいた僕は ずっと駆けて行く君の
足首を見ていた 愛を揺り戻すつもりは
なくても さわやか この余韻
https://www.youtube.com/watch?v=2ffyxTO-wOM
疑惑
走る電車のドアには 無言の二人が
ひと駅ごとの ため息 行き先は決めていない
疑えば限がなくて 愛のアリバイ失くした
あの日 この日の 心の行方
渦巻くように つき上げてくる
走る景色は明るく のどかな人影
いつも眺めていただけ しあわせそうな彩り
線路際の向日葵に あなたの視線なごんだ
あの日 この日の 心の行方
止めようもなく 流されて行く
思い出が走りだすと ちぎれてゆくよ 涙も
あの日 この日は 忘れがたくて
委ねた暮らし つなげて行くよ
あの日 この日の 心の行方
輝きだけは 信じたいけど
https://www.youtube.com/watch?v=FV-js8_f0D4