~ 飛行中年 ~ -27ページ目

振り向くならせめて

時だけが過ぎ あなたは

悲しい眼をして

どこか 違うひとに見えた とても遠くて

月影よりも ひんやり

青い横顔は

どこか 違うひとに見えた とても遠い

ふいに音の消えた 映画のよう

かすかな余韻残し 恋に背を向けて歩く

主人公の姿 あなたに重ねて 幕はおりる


時だけが過ぎ あなたは

淋しい眼をして

旅を急ぐ人のように 去って行くの

ふいに月の消えた 夜明けのよう

かすかな余韻残し 薄い肩につむじ風

振りむくなら せめて最後に 小さく笑いかけて

笑いかけて


https://www.youtube.com/watch?v=AvWPGv9YZcM

余韻

How' you doing 地下鉄の出口で

君を見つけたよ

Where're you doing 階段を並んで

降りて行く時 なつかしい香り むずがゆいほど

感じる君の髪 揺れるよ

 

What are you doing 夜を渡る風に

君と歩き出す

Shall we walk 軽やかな興奮

君も同じ早口になるよ 話したいこと

押し寄せてくるから お互い

 

半年は離れただけで なんだか状況も違う

ためらいもあるけど 心残り取れ

新鮮な気分さ 乗るはずのバスが追い抜く

二人気にしない 気にしない

 

Where're you feeling こういうのいいよね

ずっと歩けそう

Do you hear me あの時みたいだね

夜の浜辺で足が冷えるほど 波と遊んだ

夏の日が近くに 見えたよ

 

半年たった半年 とても憂鬱だったのが

君のまっすぐな目を見て 安心した

もう泣かない君さ 愛を揺り戻すつもりは

なくても さわやか 余韻だけ

振り向き 電話してねと照れたように君が言った

うなずいた僕は ずっと駆けて行く君の

足首を見ていた 愛を揺り戻すつもりは

なくても さわやか この余韻

 

https://www.youtube.com/watch?v=2ffyxTO-wOM

 

 

 

疑惑

走る電車のドアには 無言の二人が
ひと駅ごとの ため息 行き先は決めていない
疑えば限がなくて 愛のアリバイ失くした
あの日 この日の 心の行方
渦巻くように つき上げてくる

走る景色は明るく のどかな人影
いつも眺めていただけ しあわせそうな彩り
線路際の向日葵に あなたの視線なごんだ
あの日 この日の 心の行方
止めようもなく 流されて行く

思い出が走りだすと ちぎれてゆくよ 涙も
あの日 この日は 忘れがたくて
委ねた暮らし つなげて行くよ

あの日 この日の 心の行方
輝きだけは 信じたいけど

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=FV-js8_f0D4