夏嵐
窓を叩く 強い雨風
急に進路を 変えた 夏嵐
作り終えた トランク 冷ややかに
不安気な 俺達を 眺めてる
帰りのフライトを 問い合わす度に
見込み ない事だけ 繰り返す
今夜中に 発てなきゃ お互いの
城を壊し 傷つけ 終わりさ
こいつを 運命と呼ぶのなら
覚悟の上で 堕ちた恋さ
誰もふたりを 離せやしない
暗黙の 秘め事
なのに あなたは 背中を向けて
俺だけ 責めるのか
雲の切れ間の 僅かな隙に
無理に 呼んだ タクシー乗り込めば
口を閉ざす ふたりは それぞれの
相手への言い訳 考える
混んだロビーは 溜め息の渦
あなたの 冷えた手 握りしめる
絶望の二文字 あざやかに
切なく 俺の脳裏をかすめた
こいつを運命と 呼ぶのなら
覚悟の上で 堕ちた恋さ
追い詰められて ふたりのこころ
見える皮肉な 今
その時 耳を 疑うような
フライト 告げる声
嵐が去って ここに居るのは
もとの ふたりじゃない
https://www.youtube.com/watch?v=wFI6G47nRNE
砂の迷路
紫色した 朝陽の前の静けさ
窓が切りとる 夜明けの街並みに
昨日までの疲れを 投げかける
何も言わず 瞼閉じて 風を聴いてる
時はまるで 砂の迷路 徘回(さまよう)俺さ
梢のさわめき 光のかけら踊って
ペンを走らす 誰かのまなざしに
懐しい人達が 甦る
何も言わず 瞼閉じて 風を聴いてる
時はまるで 砂の迷路 徘回(さまよう)俺さ
遠くで響いた 汽笛が誘う面影
愛することは いつでも幻で
傷をかわすことだけ 上手くなる
何も言わず 瞼閉じて 風を聴いてる
時はまるで 砂の迷路 徘回(さまよう)俺さ
帳帷(とばり)が降りれば 微かな星を求めて
行けるとこまで行くのが 希みでも
ゆっくりと 軽やかに歩きたい
何も言わず 瞼閉じて 風を聴いてる
時はまるで 砂の迷路 徘回(さまよう)俺さ
https://www.youtube.com/watch?v=9mTsjYW49j8
P.S. メモリー
岬へと続く坂道 自転車を
投げ出し二人 眺めていた
白い灯台 青い海
行く波と返る波 まぶしかった汗
思い出は ちょっと古めのビートルズ
めぐる季節と 遠い昨日
海辺で聴いた ' P.S.I Love you "
追いつけない記憶が そっと走り出す
恋をして たどりつく感傷は
いつの日も 映画のように映し出す
せつなくて 想いこみ上げ
抱きしめた 岩場には
今 ハマユウが長い影
せつなくて そのままの恋心
ぶつけては 愛してると信じてた
帰れない 月日の波は
君さえも 遠ざけて
夏の恋は P.S.メモリー
P.S.メモリー
https://www.youtube.com/watch?v=OGZ3N74Bhw4