大好きなあなたへ





母はよほど嬉しかったのかな?






朝に「大事な話があるから昼過ぎに来てちょうだい」



と母は険しい顔をして言葉を残し



案の定、私はいつも通り心が苦しくなった







緊張する、怖い、責められる…という無意識に沸き立つ想いが出てきていた






その想いをじゅうぶんに感じてあげ



「大丈夫よ」



私自身を抱きしめ包み込むと



キュッと締め付けられていた想いが



ほんのりあたたかくなってきて、心がスッと緩んできた







そして、母にもヒーリングを送ってみた






すると母の私達家族に対する不安や心配でたまらない気持ちが



ピリピリピリピリ手を通して繊細に敏感に伝わってくる






父と母が



「あまり言わないようにしよう」



と心の奥にぐっとこらえていた



精一杯の愛情が伝わってくる






二人の気持ちを優しく包み込み、お互いの心が解れたところで実家へ出向くと




なんの、大したことはない




「草取りをしてほしい…」



「大事にしているこの家を誰が守ってくれるのか…」



ということだった







「大丈夫だよ



大事にしていくから



心配しなくていいよ



安心して」




ポロッと私の口からこぼれ落ち



お互い柔らかな眼差しをして見つめ合った






母の子供のように無邪気なホッとした表情が印象的だった






その後、オンライン新月ヨガに参加の途中



玄関から



「優子ーー!優子ーーー!」



と外にも響き渡る大きな声で私を呼ぶ母の声が聞こえてくる





私はヨガを中断したくなくて、聞こえていないふりをしながら瞑想を続けていた





だが、母の声はどんどんどんどん大きくなる




「優子ーーー!



優子ーーーー!



優子ーーーーー!」






5回くらい私を呼ぶ声が響くと、さすがに私も痺れをきかし



「はい、はーーーい」



と母の耳に届くように大きな声で玄関に下りて行った







するとそこには



「これね!」とにっこり笑い



箱に詰められたゼリーを見せるかのようにして両手で抱え差し出している母がいる








私は



「あー、ありがとうー!



ごめん、今、ヨガのワーク中だから



ごめんね!」



とだけ言い残し、足早に階段を上がろうとしたのだが



振り向くと



母はまだにっこり笑って立っていた






母はよっぽど嬉しかったのだろう





きっと



「大丈夫だよ、心配しなくてもいいよ、安心して」



の言葉が…








こんな簡単な言葉が



どうして今まで言ってあげられなかったのだろう







でもこれも



たくさんの経験をしてきて、ヒーリングを学んでいる今だからこそ言えたのかもしれない








あんなにホッと安心した愛らしい母の顔を思い出し




「たくさんたくさんありがとう」




心の中で微笑んだ








いつもあなたの側にいます


いつもあなたと共にいます







あなたの今日が優しさに包まれますように