大好きなあなたへ





ある日すっごく幸せな夢を見たんだよ






ボクは砂漠の中を




アラブ人のお父さんと一緒に




お姫様の姿をしたお母さんを象に乗せて




ゆっくりゆっくり歩いていたんだよ







お父さんが先頭を切って




ボクは象の後ろにくっついて




お父さんの歌う声に酔いしれながら




ゆっくりゆっくり歩いていたんだよ







ずっとずっと聴こえてくる




お父さんの深くてあったかい歌声が




ボクの心にしみこんで




自然と涙がこぼれおちたんだ








途中でお父さんが




「ひと休みしよう」と




水筒から注いでくれたお水が




とっても甘くて美味しくてなめらかで





周りに咲いていた小花を摘んで




お母さんにプレゼントしたんだよ







お父さんがボクの目を見て




「いいかい?




全部欲しいものはあるんだよ。




必要なものはすべてあなたに差し上げよう」




はっきりと




ボクの心に響くように




言葉にした







お母さんは隣で優しく微笑んでいた







ボクね、なんだか




お父さんが偉大な神さまに思えてきて




お父さんの声がずっと




ボクの身体の中を巡るように




こだましていて





この光景を




ずっと忘れたくなくて





なぜだか




涙が止まらなくなっちゃったんだよ








いつもあなたの側にいます

いつもあなたと共にいます






あなたの今日が幸せでありますように