出産時の記録です。


のつづきですくるくる



緊急帝王切開が決まった瞬間、


エコーの部屋に

何人もの看護師さんが入ってきて


(もうこの辺りからは

怒涛すぎてあまり覚えてない、、

たしか5.6人とかいたような、、)


あれよあれよと

服を脱がされ

手術着を着せられ

剃毛され 


その間も、

「最後に食事を摂ったのはいつですかはてなマーク

「最後に水を飲んだのはいつですかはてなマーク

などなど、

あちこちからいろんな質問が飛んでくる。


なんだか

記者会見とか受けてるみたいな気持ちでしたw


イマイチ現実味がないからか

なんかずっと半笑いで答えてて


「トイレって行ってもいいですかねはてなマーク


とか

わけわかんないこと言ってしまうし、

看護師さんが

「えっと、、驚き


ってなった瞬間に


「あ、やめますww」


って半笑いしていったら

看護師さんたちも

思わず笑ってしまっていた泣き笑い笑


そんな感じで

緊迫感があるんだかないんだか

わからないような状態のまま


ストレッチャーに乗って横になった瞬間に

さすがにちょっと真顔になりました。



ストレッチャーで横になってから

手術が始まるその瞬間まで

担当の先生が、

子ども達の心音をずっとドップラーでとり続けてくれていたのを覚えています。


そして、

緊張感を感じる間もなく

手術室に入れられ

いろんな方が挨拶にきてくださって

(10人くらいいたかな、、覚えてない)


皆さん笑顔で声をかけてくださったのが

とっても印象的でした。


そして麻酔科医の先生が

背中に麻酔を打って

すぐに胸から下くらいの感覚がなくなり。


(噂のアイスノンでチェックされる。

冷たいかどうかはてなマークって聞かれたけど

むしろ触ってるかどうかもわからなかった。)


帝王切開レポとかみてると

痛くはないけど引っ張られてる感覚はあった、

とか

生まれた瞬間に軽くなったのがわかった、

とかあるんだけど


わたしは本当になんの感覚もなくて

麻酔科医の先生が


「あそこに2つあるベッドに

赤ちゃんたち入るからねーニコニコ花


なんて説明してくれているうちに

ひとつのベッドがなくなっていて


なんか小さく

「にゃあー」みたいな声がした気がして。


麻酔科医の先生が

「あの人たちは小さい赤ちゃんの

スペシャリストだからね。

大丈夫ですよー。」


って言ってくれてて

わたしは手術始まったのも

よくわかってないくらいだったので


「えっ生まれたんですかあんぐりはてなマーク

えっはてなマーク本当はてなマーク


とか、そんな反応をしていたら

また遠くから

「にゃあー」

みたいな声がして。


麻酔科医の先生が

「ふたりとも無事に生まれましたよ〜花

って言ってくれて。


ベッドの方を見たら、

Nの先生たちの隙間から

小さい赤ちゃんの腕が動いたのが一瞬見えて、、


わたしはその瞬間に

「すごい、、すごい。

ありがとうございます、、」


と言いながら、ぼろぼろ泣いてしまって悲しい

涙で全然子ども達が見えなくなってしまったので

麻酔科医の先生が

ずっと涙を拭ってくれていました。


最初の処置がおわって、

Nの先生方がほんの一瞬だけ

ベッドをわたしの手の方に寄せてくれて、、


手を伸ばすと、

わたしの人差し指の第一関節くらいしかない

本当に小さな小さな手が

わたしの指を握ってくれて。


わたしはまた泣きながら


「すごい、、ありがとうございます

よろしくお願いします。」


と言って、

子どもたちはNICUの方へ

引き取られていきました。


そのあと、

担当の先生が

手術が無事に終わったことを伝えてくれて


わたしはその時もまた泣きながら

「ありがとうございました。。」

と、先生にお礼を伝えたのでした。


本当に急なことだったし

心の準備も全くできないままの出産で

子どもたちも

788gと802gという小ささでしたが、、


出産した瞬間は

不安とか緊張とか、

そういうものが全部吹き飛んで


本当にただ、

ふたりの子ども達が

そこに生きてくれていることが


ただただ有難くて、

尊くて、感動的で、、

 

きっと一生忘れることはない、

本当に素晴らしい体験でした。