エクスアンプロヴァンスから次の目的地のリルシュルラソルグへは、バスで移動する予定でした。
ちょっと不安もあったので、前日にバスターミナルを下見しておくことに。
ちょうど旧市街をぶらぶら散歩していた流れで、歩いてバスターミナルへ向かいました。バスに乗れば2駅ほどの距離です。
ターミナルのチケット売り場に入ると、まず番号札を取って待機します。
順番が来て窓口に進み、「リルシュルラソルグへ行きたい」と伝えたのですが、最初の担当の方は分からなかったようで、隣の窓口へ案内されました。
そちらの若いお兄さんがすぐに対応してくれて、無事にチケットを購入できました。
ただしこの路線は、席の予約はできないとのこと。
しかもチケットも、日にち指定ではなく、購入後1か月以内に使えるようなゆるいタイプで、ちょっと驚きました。
これは↑レシートでチケットはこれと同じ紙にQアールコードがついたものです。
13.70€、バスは安くてうれしいです
翌日、スーツケースを持っていたので、まずはバスでバスターミナルへ向かい、リルシュルラソルグ行きのバス停で待っていました。
行先と時間が表示されているので安心です
本当はここまで来るのに、ドキドキでしたが.....
バスは時間どおりに到着し、自分でサイドの荷物スペースにスーツケースを積み込みました。
念のため、運転手さんに「リルシュルラソルグまで行きます」と伝えると、
ちょうど同じバス停で降りる予定だった親切なマダムが「大丈夫よ」と声をかけてくれました。
その一言で、ずいぶん安心できたのを覚えています。
あとでわかったのですが、このバスは予約不要の普通の路線バスだったようで、降りたいときに運転手さんに伝えるタイプでした。
渋滞もなく、バスは順調に進み、リルシュルラソルグのバス停に到着。
親切なマダムが荷物を下ろすのも手伝ってくれて、本当に助かりました。
このとき、フランスのこんな田舎まで来てしまったという不安と、
それでも無事にたどり着けたことへの感動と安心で、胸がいっぱいでした。
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