井上荒野さんは、『キャベツ炒めに捧ぐ』以来かな
両親を事故で失くしたみさきは19歳で
美術教師の夫と結婚した
それから、4年
あなたなあなたが連れてきた … 嵐の晩
彼女の前にふたりの「あなた」があらわれる
夫が、長い間音信不通だった
双子の弟を探してきたのだ
混乱するみさきに
僕はもうすぐ死ぬんだ、と告げる夫
衰弱していく兄になりかわるように
その存在感を徐々に増していく弟
眩惑的な文体で綴る愛のサスペンス
先日、いただいた日本酒
群馬県渋川市 聖酒造
聖 INDIGO
無濾過だけど火入れはされているとのこと
たのしみです
きょうも、皆さまとともに ” いい日 ” で ありますように
corin papa