肉小説集  坂木 司 | 何気なく … でもなく …

何気なく … でもなく …

  自然・そして人・・・
 何かを感じている、そんな日々を

坂木司さんは、「和菓子のアン」以来2作目かな

武闘派の爪先

先輩の大好物の豚足を

ことあるごとに勧められるが

自分は苦手だ …

 

アメリカ人の王様

凡庸を嫌い「上品」を好むデザイナーの僕

何もかも自分と正反対な婚約者には

さらに強烈な父親がいて …

 

君の好きなバラ

なにもかもつまんなくて、ダサくて

うざったっくて

美しいものを見出しても、認めたくなくて

そんな中学男子 …

 

肩の荷〈+9)

入社以来、面倒を見てもらってた上司が退職

後を引き継いだが部下を統率できず

自己嫌悪に陥って …

 

魚のヒレ

サークルで憧れの先輩と部屋で2人きり

「やりたいなら面白い話をして」と言われた俺は

祖父直伝のホラ話の数々を必死で始めるが …

 

ほんの一部

料理の下手な、お母さん

でも子供に悪いものを食べさせたくなくて

いい食材で、一から料理する …

 

 

不器用でままならない人生の瞬間を

肉の部位とそれぞれの料理で彩った

妙味あふれる傑作短篇集

 

 

北海道エリアで期間限定発売

”サワー”の味わいを、ビールの醸造技術で実現したとか

 

 

 

きょうも、皆さまとともに ” いい日 ” で ありますように

corin papa