こちらも、初めての作家さん
品川の小さな旅籠「虎屋」のひとり娘・明日葉は
閑古鳥が鳴く店を
盛り立てようと奮闘していた
ある日隣の旅籠「布袋屋」の平蔵が
「虎屋」に乗り込んできた
飼い猫のお駒が
平蔵の砂絵を台無しにしたというのだ
砂絵は、京の高僧・善空が
特別に描いてくれたものだという
元通りに直すように脅された明日葉は
善空をふるさとの料理で歓待しようとするが …
心温まる料理と愛らしい猫が紡ぐ
書き下ろし長編時代小説
第一話 きらきらご飯
第二話 白味噌仕立ての小鍋
第三話 ばりばりの薄皮折り紙
第四話 豊後臼杵の黄飯
第五話 茄子の揚げ煮
きょうも、皆さまとともに ” いい日 ” で ありますように
corin papa