

うちの剣道教室からは小学生団体、5,6年個人、3,4年個人、中学生個人、一般女子、一般男子の部にそれぞれ数名出場した。前日に審判を依頼されたので、あまりじっくり付いていてやれなかった。すべての結果を載せられないが、心に残ったことについて紹介しようと思う。
小学生5,6年個人はうちの教室の6年生が優勝した。彼は先日のスポーツフェスタで活躍してくれて最近乗りにのっている。勢いそのままで一気に優勝したようだ。ところでもう一人小柄な6年生がうちの教室にいるのだが、対照的に彼はいま伸び悩み真っ盛りだ。稽古熱心で皆勤を続ける真面目な子だがやはり小柄ゆえのパワー不足を感じる。竹刀が振れていないのだ。それと小さくても「構えで攻めて面に跳べ!」と私はやかましく言うのだが、私以外の指導者の先生と互角稽古しているのを見ると、待ってから相手が打ってきた後に引き小手を打つといったような剣道をよくしている。前に出る稽古を我武者羅にしないと来年中学校から剣道を始めた子達にあっと言う間に抜かされるぞというのだが、私が見る限りそういう誰もが唸るような技を繰り出せていないのが現状だ。上記の優勝した仲間との差が広がりつつある。
団体戦はまたしても準優勝。毎年だ。個人戦をほぼ総なめにしてもいつも団体戦で優勝できないということが続いている。今年はいつも名張でお世話になってる道場との決勝だった。館長と向かい合って団体戦のコートのあっちとこっちで礼をした。対戦する10人はすべて私と稽古をしている子供たち。嬉しさと共に感動した。この試合は先鋒から年齢の低い順に並ぶ。うちの先鋒は3年生だ。相手の先鋒は5年生だがあまり必死には稽古をしていないおっとりした女の子だ。この試合女の子の2本勝ち。その後次峰・中堅と館長のチームが取り試合が決まった。ただこのあとうちの教室の6年2人(上記の伸び悩み少年と絶好調少年)が立て続けに2本勝ちしてくれたのは価値があったと思う。いろんな意味で将来につながった気がした。礼をしたあと、相手の子たちが挨拶に走ってきてくれた。嬉しかった。こちらの5人も相対して私も含めてお互いに礼をした。すばらしい。すべて知ってる子達だ。決勝で剣を交えることが出来て大満足だった。
さてこの試合、戦力的には互角か正直いってうちの方が少し上回っているような気がする。ただ先鋒戦、これに尽きた。傍目には判らないが館長と私の力量の差がはっきり出たと思う。
3年生の非力な少年。元気のいいときはいきいきと動くがこの日は全然声を出さず、全部出遅れて面をもらった。覇気の無い試合だった。試合中なので怒鳴りはしなかったが自分のことのように情けなかった。なぜこんな状態で送り出したのだろう?私は審判していたが、周りの関係者で喝を入れてくれる人はいなかったのか?日ごろの私の運営の仕方が悪いのだろう。他の人は見守ることはするがしかりつけて気合を入れるようなことは遠慮しているのかしてくれない。いや、人のせいではない。決勝の直前に駆けつけた自分が悪い。反対に対戦相手の女の子。いつもおっとりして覇気が無いが、この日は自分から技を繰り出してきた。この子は自分の出来ることをやりきったと思う。館長が最大の能力が出るよう精神的にも良い状態にして送り出されたのだろう。さすがだ。・・・傍目には気付かれないが、この先鋒戦は日ごろの私の指導について大いに問題提起するものだった。
いろんなことを考える大会となった。実は一般の部に私は出場したが、体と心のバランスが崩れている気がする。技を技として打ち切れていない。もどかしいし、みっともない立合いだ。きっとうちの子供たちに伝わっていると思う。上記の先鋒戦といい、伸び悩み少年の指導といい、しばらく指導は控えて自分を鍛えようと思う。
暗い記事になったが長男は高校個人の部で優勝。長女は女子の部で準優勝。うちの剣道教室の指導者が一般の部で3位となった。うちの教室で一般の部3位入賞は6年前の私以来のこと。
写真1)大会準備中 2)長男決勝戦
