Tange
Tange Seiki Co., Ltd.
丹下精機(株)
コンビレンチの日本ブランド108番目
丹下精機(株)は、自転車用のHead Set(ハンドルポスト軸受け)とBottom Bracket(ペダル軸)の生産販売に特化した自転車部品メーカーです。
創業は1920年の丹下鉄工所に端を発する歴史ある会社です。
コンビレンチの日本ブランド108番目として登録します。
プレス打ち抜きの30x13mmコンビレンチです。
自転車レンチは薄さが命となる場合があり、カンパニューロやMKS/三ヶ島製作所などプレス打ち抜きが多くなっています。
ホームページは英語版しか無いなどアメリカ市場に集中した商売をしていたようで、このコンビレンチもアメリカ市場でその存在を知りました。
*ebayオーダー中で、到着次第に写真を差し替えます。
・Head Set用30mmレンチと説明されています。
・多孔コンビレンチもあります。
・これもアメリカで見つけました。
・メガネとスパナが両サイドにあるのでコンビネーションレンチなのですが、片目片口レンチとしてコンビレンチを集めていますので、多孔は私のコレクション対象外にしています。
Head Set(左側)とBottom Bracket(右側)
★会社紹介
丹下鉄工所は自転車のフロントフォークを主に生産していましたが、1979年に丹下安二郎氏の長男である丹下道明氏が独立し、Head PostとBottom Bracketの生産を始めたのが丹下精機(株)です。
アメリカ市場に力を入れていたようで、2012年にアメリカでTange Seikiの商標とロゴを登録しています。
ただし、2019年にその登録はキャンセルされ、同年にホームページも姿を消しています。
丹下鉄工所/Tange Industries Ltdの方は、日本でのフロントフォーク生産から撤退していますが、2004年に台湾のTange International Co., Ltd.がTangeブランドを継承し、フロンフォークの生産販売を継続させています。
また、その台湾会社はtangeの創業者名である"YASUJIRO"という名称の自転車フレームも販売しています。
1) 丹下精機(株)/Tange Seiki Co., Ltd.
英語版ホームページ WHO WE ARE | TANGE SEIKI
以下、英語版ホームページ"Who We Are"の和訳
『丹下精機は自転車業界で長い歴史を持っています。丹下安二郎(何故かYoshijirouと表記)は1920年に丹下鉄工所(Tange Iron Works)を設立し、ハイエンドのフロントフォークを生産しました。1957年、丹下鉄工所は丹下鉄工に社名を変更し、ハイエンド鋼と最終的に合金フロントフォークを生産し続けました。1974年、丹下鉄工は他のハイエンド部品やフレーム部品の開発と生産を開始しました。
1979年、丹下安二郎の息子の一人である丹下道明は、大阪で丹下精機株式会社(Tange Seiki Co., Ltd.)を設立し、ヘッドセットとボトムブラケットの製造に注力しました。精機とは「精密加工」という意味で、正確な日本の加工規格と最高品質のヘッドセットとボトムブラケットを生産することを丹下精機が行ったのです。その後34年の間に、タンゲ精機は世界で最も革新的なヘッドセットとボトムブラケットブランドの1つとして知られるようになりました。丹下精機は1980年代に初めて生産されたLevinシリーズのような高品質のヘッドセットで先頭に立ち、現在はFixie、Single Speed、Retro Bikeで再び人気を博しています。1999年、丹下精機はゼロスタッグ(半統合型)のヘッドセットを開発し、自転車の設計に革命をもたらし、同時に軽量で強固さを実現させました。
丹下精機は現在第3世代が運営する会社です。丹下精機の創業者丹下道明の息子で、丹下安二郎の孫である丹下Satoは、1984年に丹下精機に入社し、2000年に社長に就任しました。丹下Satoの長男である丹下Eisukeは”Ace”というニックネームを持ち、日本製品の卓越性と日本標準を継承することの役割を担っています。丹下精機の製品はどこで製造されても、すべて正確な日本規格に準拠しています。この理念は、最高水準の品質の部品を作り出すべく、世代から世代へと受け継がれ、今後も丹下精機を導き続けます。』
*丹下精機のホームページは2019年12月が最後となり、現在は断片が残っているだけです。
その最後のホームページ(2019年12月2日版)は、こちら。
カタログとして2011年、2015年、2017年版が掲載されています。
*丹下精機のアメリカ商標登録
Tange Seiki Co., Ltd.(丹下精機/日本) 登録2012年 TANGESEIKI TANGESEIKI - Tange Seiki Co., Ltd. Trademark Registration (uspto.report)
※2012年にアメリカで商標登録されていますが、2019年に廃止されています。
2) 丹下鉄工所/Tange Industries Ltd.(日本)⇒Tange International(台湾)
台湾会社の英語版ホームページ 台灣丹下貿易股份有限公司 Tange International Co., Ltd. (tange-design.com)
Web内の年表一部を和訳。
1920年 - 丹下安次郎が丹下Manufacturiong Co., Ltd.を創業し、自転車フォークを生産。
1950年 - 会社は堺市北条町に移転。富士金属工業(株)を関連会社として設立。
1957年 - 丹下Industries Ltd.と改名し、堺市南城町で施設を拡大。
1958年 - フォーク生産者としてJIS(日本工業規格)認証を取得。
1963年 - 生産施設が堺市大鳥東町に移転。
1967年 - 本社が堺市大鳥東町に移転。代表取締役社長で創業者の丹下安二郎が退任し、丹下保が社長に就任。
1979年- 丹下精機(株)が、ヘッドセット製造会社として独立。
1980年- 創業者・丹下安二郎が死去。
1988年- 丹下保が会長に就任し、丹下康弘が社長に就任。Tange USA設立
1989年 - Tange台湾設立。
1990年 - 深センTange(中国)設立。
1991年 - Tange Europe AG設立。
1992年 - 丹下Industries Ltd.をTange Inc.と社名変更。
1998年 - Tange USA閉鎖。
1999年 - Tange Europe閉鎖。
2003年 - 深センTange(中国)閉鎖。
2004年 - Tange台湾を再設立。
2006年 - Tange Europeを再設立。
2008年 - Tange USAを再設立。
2015年 - YASUJIROブランドの自転車を販売開始。
2017年 - ハンドメイドワークショップを開設。
*1986年丹下鉄工所カタログ 追憶のカタログ展Part33:1986丹下鉄工所 (fc2.com)
*丹下鉄工所系のアメリカ登録商標
・Tange Industries Ltd.(日本会社) 登録1993年、廃止1999年 TANGE - Tange Industries, Ltd. Trademark Registration (uspto.report)
・Tange International Co., Ltd(台湾会社) 2004年 TANGE - Taiwan Tange International Co., Ltd. Trademark Registration (uspto.report)
コラム:クロモリは軽いのか?台湾丹下のYASUJIROが超激軽量の5.34㎏!そして個人所有のBARAMONで軽量の組み上げに挑戦 | サイクリングタイム! CYCLINGTIME.COM
この回、終わり















