PROTO
限定品
シリアルNo.1
コンビレンチについてブランド単位でデーターベース化することを目的としてブログを書いていますが、時々コレクション自慢もしています。
アメリカの工具メーカーから木箱入りの限定品でシリアルNo.(通し番号)付きが良く発売されています。
私はCraftsmanだけは限定品も集めていますが、さらに他のブランドでもつまみ食いをしています。
そして、コレクターとしては限定品のシリアルNo.1をいつかは手に入れたいと思っていました。
気長に待てば機会は訪れるもので、PROTOの企画担当者が保有していたシリアルNo.1を譲ってもらうことになりました。
私は世界で最初のコンビレンチであるPLOMBに拘っていて、その延長線上にあるPROTOのシリアルNo.1が手に入ったことは光栄なことと思います。
と言うことで、以下はデーターベースでは無くて、コレクション自慢です。
・PROTOがAnti-Slip(スパナ部)の発売を記念して2001年に配布したコンビレンチの4本セットで、4色(ゴールド、シルバー、ブロンズ、プラチナ)にメッキされています。
・同じスタンレーグループのMACが2000年にミレニアム記念として出しているのと同じ物で、木箱や本数、サイズ、メッキ色は同一、本体刻印と木箱の文字焼き刻印だけが異なります。
・MACの方は5千セット近くが生産販売されたようですが、PROTOの方は500セットだけ作られ、PROTOの主要納入先であった機械製造会社(Industrial Manufacturing)と主要販売店に配られたとのことです。
↓MACのミレニアム記念(シリアルNo. 3971/私のコレクションから)
PROTOの企画担当者から譲って貰ったのは前述の通りです。
最初のトライアル生産100セットの一部が関係者に配られ、シリアルNo.1が企画担当者の物となりました。
最終的に500セットが生産され、主要販売店に配布されたとのことです。
その方は事務所の机の中で保管したままにしていたそうですが、退職し、手放すことにしたとのことです。
とても正直な方で、『申し訳ないが、No.1だと思っていたけれど、20年ぶりに改めて確認したらNo.1ではなくてNo.4かもしれない』とメールが届きました。
たしかにぱっと見では"4"に見えるのですが、数字のくずしフォントでは"1"は"4"や"7"と見分けが付きにくいことが良くあります。
2度と訪れないかもしれない入手機会でしたので、私もネットで検索しまくり、"1"と"4"の両方が含まれているシリアルNo.を探しだし、『貴殿の物はちゃんとNo.1ですよ』と連絡したところ、『良かった、送る』と言うことになった次第です。
入手にあたって、ちょっとだけドラマがあったものです。
↑"1"と"4"の差が分かります。
この写真のおかげで、PROTOの方が持っていたのは"4"では無くて"1"であることが確認出来ました。
★あれ、向きが違う!
数字を確認した時に入手していた他のセット写真を見ていて気が付きました。
No.231はコンビレンチがセットされている向きが異なっています。
シリアルNo.1はMACセットと同じ向き(同一の木箱)ですが、No.231はレンチが逆向きになるように木箱のざぐり方が変更になっています。
PROTOの方に再確認したところ、PROTOコンビレンチ本体の刻印方向を考慮して、正規版になる101本目から向きを変更したとの回答を得ました。
★PROTOのAnti Slip
Anti-Slipのデーターベースもちょっとだけ。
Snap-onギザ付きと似たような考え方の段付きスパナ形状でPROTOが特許取得しています。
限定品にも刻印されているPAT. US5381710A(モンキーとスパナ)と、スパナのみのPAT US.5406868が該当します。
No.5381710は個人名での出願で、1993年8月26日出願、1995年1月7日認可。
No.5406868はPROTOの出願で、上記より先の出願1993年4月22日ですが、認可は1995年5月23日で後になっています。
↑PAT. US.5406868
この回、終わり








