DAIDO

Daido Corporation/大同通商

新たにブランド3種発見

 

Daido Corporation/大同通商はアメリカでTruecraftというブランドでハンドツールを2000年代初頭まで販売していました。

大同通商自身がTruecraftをアメリカで商標登録していたことを発見したのは昨日こちらに書いたばかりです。

日本企業の大同通商が商標権を持っていますので、日本ブランドとしてカウントすることにした次第です。

 

大同通商はアメリカでの商売拡大を目指していましたので、ひょっとしたら他にもブランド展開しているかもしれないと調べてみました。

なんと別に商標登録されている3種のブランドでコンビレンチが販売されているのを発見しました。

① Cen-Tech (商標申請:1971年)

② Pro-Mate   (同:1978年)

③ Pitcraft   (同:1979年)

 

Truecrafと同様に日本企業である大同通商が商標権を持っています。

①と②はブランド名とコンビレンチの顔である表側の中央にそのブランド名が刻印されていますので、この2種を日本ブランドとしてカウントすることになります。

一方、③はコンビレンチの刻印がブランド名とは異なるので日本のコンビレンチとしては登録出来無さそうです。

来月には現物がアメリカから届く予定ですので、詳細は改めて紹介するつもりです。

今日のところは発見報告までとします。

 

① Cen-Tech 

日本製だけで3モデルあり、さらに台湾製⇒中国製と変遷していきます。

写真のモデルだけは以前から持っていた日本製で、正体が分からずにいたものです。

 

② Pro-Mate 

Truecraftの廉価版ブランドの位置付けのようです。

ごく初期だけ日本製で、主流は中国製です。

写真のモデルは日本製です。

 

③ Pitcraft 

プレス打ち抜きのコンビレンチ(Ignition Wrench)です。

パッケージの一番下にDivision of Daido Corpと記されているのが分かります。

このパッケージそのものが届く予定です。

写真を見る限りでは、Quality Steelとだけ刻印されているようで、残念ながらブランド名Pitcraftの刻印は無さそうです。

詳細は現物が届いてからのお楽しみです。

また、記述より社内にSteel Craft Toolsという部門があったようです。

ちなみに、Steel Toolsは大同通商が登録した中に入っていた商標の1つです。

登録された商標は全部で39もあり、その詳細も改めて掲載するつもりです。

 

★商標登録状況(新たに見つけたコンビレンチブランド3種+Truecraft+スパナAllenite)

 

 

 

Truecraftはアメリカに昔からあるブランドでしたが、1959年頃に大同通商が買収し、大同通商のブランドとなっています。

商標登録は1948年の申請になっていますので、大同通商買収以前に既に商標登録されていて、大同通商が買収時に商標登録者の変更を行ったものと思います。

したがい、現在は"Owned by: DAIDO CORPORATION"となっています。

 

大同通商が設立した最初のブランドがAlleniteで、まずこのブランドによりアメリカでの商売が始まりました。

商品はスパナレンチとボックスレンチが主流で、コンビレンチはありませんでした。

Allentineはあまり売れなかったのかTruecraft商品に切り替わっていきます。

 

この回、終わり