N.T.K
(株)エヌティーケー
【2022年11月30日追記】
完全に作り直した『NTKのすべて』をアップしています。⇒ 詳細は、こちら
したがい、本ページは古い情報となります。
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燕三条で紹介洩れのブランドがもう一つありました。
三条市の(株)エヌティケーという老舗のスパナメーカーです。
車載工具などのスパナを良く見かけていましたが、コンビレンチが存在していました。
残念ながら1980年頃に倒産していますので、コンビレンチはこの1種類だけだと思われます。
(2種類目を発見しました⇒①として掲載)
(さらに3種類目も発見)
なお、プラグNGKで有名な日本特殊陶業がNTKというブランドで切削工具やセラミックの事業を行っていることから、N.T.Kのスパナ類を日本特殊陶業製と間違われる場合が多い様です。
【2020年7月18日追記】
アメリカのebayで打刻文字の凸丸パネルを見つけました。
コンビレンチとスパナの両方を通じて全てのNTKは鍛造浮き出し文字だけだと思っていましたが、打刻文字モデルがありました。
NTKには3種類のコンビレンチがあったことになります。
=メモ=
NTKは40年前に倒産しているので、不明点を確認する手段が無いが、もし機会があれば以下を知りたい。
1) NTKとしてアメリカに輸出していたのか?(日本よりもアメリカでの方が手に入れやすい)
2)SPEED、MarkⅠ、TenderはNTK製? Yesの場合、NTKとの関係?
(NTK兄弟ブランドまたはアメリカブランドへのOEM供給?)
3)NTKのDINタイプコンビレンチがHAZETの極似している理由?
4)上記DINタイプにJAPAN刻印が入っていない理由?
① 凸丸形パネル
【2020年05月15日追記】
1980年代以前は、まず海外へのOEM供給としてコンビレンチを立ち上げる製造メーカーが多かった様です。
中には、自らのブランドで海外へ輸出したメーカーもあったと思います。
上のモデルは、アメリカのebayで見つけました。
日本で見かけることは皆無ですので、アメリカ輸出用を主としたモデルだったのでは無いかと推察しています。
実はだいぶ前から手に入れていたのですが、判断を誤って”日本OEMのアメリカブランド群”の中に入れてしまったので、気がつかずにいました。
手に入れた時は燕三条メーカーのNTKコンビレンチが存在することを知りませんでしたので。
写真のモデルはクロモリ仕様になっていますが、通常のクロームバナジューム仕様もあります。
② DINタイプ凹パネル
表面と裏面が全く同じデザインになっています。
材質を示すChrome Vanadiumの"CHROME"がスペルミスで"CHROM"になっているのはご愛嬌です。
何故かJapanの刻印がありません。
ここまで書いたところで、デザインがドイツのHazetに似ているなと思ってHazetを引っ張り出してみたら、なんとNTXとHazetは『似ている』では無くて、『ほぼ同一』ではないですか。
ロゴ部の平行四辺形、凹丸形の形状(長さが異なりますが)、サイズ表示の仕方、スパナ部の形状は同一です。
そして、前述の材質表示のミススペルですが、ドイツ語ならCHROMで正しく、NTKもHazetもCHROMになっています。
Hazetの方にはGermanyの刻印があるので、ドイツ製なのは明確です。
一方、NTKの方には製造国表示はありませんが、日本は他国からの輸入品に製造国表示を義務づけていないので、ドイツ製であってもおかしくはありません。
NTKは早くからJIS認証を導入していて、『スパナにはJISマークが入っているのに、なんでコンビレンチにはJISやJapanが無いんだろう』と疑問に思っていました。
一つの推論として『NTKがドイツのHazetにOEM生産委託(外注)』が成り立ちます。
でも、NTKは当時の日本でスパナ生産の中心的なメーカーであり、逆に海外へOEM供給をしていたぐらいです。
もう一つの推論が『NTKがHazetをコピー』です。
ここまで真似をするコピー文化は日本には無かったと思いますし、NTKにとって何のメリットも無いなずです。
NTKは40年も前に倒産していますので、今となっては何が真実かを確認することも出来ず、永遠の謎です。
スパナ
参考のためスパナも載せます。
これは片口スパナですが、両口スパナも街(中古工具屋さん)で良く見かけます。
75・1の刻印から1975年1月の生産であることが分かりますが、他の商品を見る限りでは1970年7月(70・7)から1979年2月(79・2)が存在します。
ブランドSPEEDのスパナで、裏面にNTKのロゴが刻印されています。
N.T.Kがすっかり気に入ってしまい、あと4種類(凹x2、凸、フラット)のスパナを入手しました。
凹タイプ。
JISマークが入っていません。
上述の如く1970年7月にはJISマークが入っていますので、その前の1960年代の製品と思われます。
製造:1960年または1970年3月(←0-3) ※製造年月は推測(以下も同じ)
凹パネルもう1種(凹パネルというよりは窪みパネル)
JISマーク無し。
製造:1966年10月(←6-10)
凸パネル。
これにもJISマークがありません。
製造:1962年8月(←62-8)
フラットモデル。
JISマーク付き。
製造:1973年12月(←73.12)
この回、終わり














