少しだけ、幼年時代にタイムスリップして来ました。
今日は散歩と買い物のついでに、ふと思いたって、国分寺の殿ヶ谷戸庭園という所へ、ふらっと寄ってみたのです。
夕方4時、少し陽が傾きかけた頃。今日は暖かくて、風が穏やで心地よい日和でした。
藤棚の下って、花の色が陽に照らされて、甘い香りと相まって、空気が藤色になるんですね。
生まれて初めて知りました。
小さいころは、近くの公園や学校に藤棚があったのですが、その世界に、全く気がつかなかったです。
小学校のころは、藤の花をむしって投げて遊んでいたような記憶があります。
全く同じではないにしても、同じものを、同じ人間が触れているのに、その感じ方の違いに驚かされ「少しずつ歳をとっていくのもいいもんだ」なんて思ってしまいます。
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なぜだかふしぎなことに、子供だったころには、わたしは大人に似せようと努めていたのだが、子供でなくなってからは、しばしば子供らしく見せたいと望んだものである。 /トルストイ『幼年時代』より抜粋

