Simonides of Ceos
借りているものを返すのが正しいことだ。
経営において、最も大事なものは何かということを考える機会をもらった。
これには、数年前から堅く信じてやまない考えを持っている。
ずばり、Principleを持つことである。
日本語では信念というなんとも陳腐な言葉に訳されるのだが・・・
信念を持つとはいかなることか?
「いかに真実を語り続けることができるか」という課題をクリアするためのツールかな。
信念を持つことで真実を臆することなく伝えたり、行動すること。
近年の粉飾決算、食品偽装問題・・・これらは経営者たちが勇気を持って信念を持つことができなかった結果だと思う。
経営者には多くのステークホルダーがいる。彼らすべての利害を一致させるというのは難しいことはよくわかる。
そこで衝突した利害を解決するために、問題から逃げて虚偽報告をしたりぐグレーゾーンに足を踏み入れてしまってはいけない。
この信念、自分のぶれることのない軸というものをいかに貫き通せるか。。
脅しに屈せず、自分を信じる心、最も大切なことではないか。
ここまで聞くと「嘘だって必要なんじゃないの?きれいごとじゃ世の中回らないんだよ」ってお叱りを受けそう。
けどね、シモニデスのことばをよく聞きなよ。
借りたものは返す。これが正義で真実をかたることだって。
例えば、武器を預けてきた友達がいたとする。
お叱りしてくれる方々なら、こういうでしょう。
「これって確かに預かったけど危ないし返さないで、警察届けたほうがよくない?」
つまり必ずしも正直に返すことが正義じゃないってさ。
けど俺はこう思う。
シモニアデスはきっと、人間は生まれながらにして他人に、何か良いことをなし、悪いことはなさないということを借りとして負っているって言ってると思う。
つまり彼が預かったのは武器だけれども、彼の借りというのはいいことをするってことだから、返すべきものは武器ではなくて、「武器を返さないという良いこと」なんじゃなかって。
あぁうまく表現できてるかな?
難しい・・・
兎にも角にも信念を持ち、真実を語り続け、生涯背負っている借りを返すことは自分の人生の軸ですね。
皆さんはどんな軸を持っているんでしょうね・・・