1つの夢が叶う時、ひとつの夢が、地球から消えていく!
15年前に、オーストラリアで、英語もパソコンも出来ないのに、
お店のかぎと銀行の通帳を渡され、
携帯電話屋さんのゴールドコーストのショップ店長になりました。
それも、入店、数ヶ月後ですよ。
今の常識でも、会社の人事異動は、1、2ヶ月前に知らされますよね。
この時は、確か1、2日前ですよ。
上司が、シドニーに異動し、私がゴールドコーストの責任者です。
英語もパソコンも
出来ないおかげで、毎日毎日、実践で、
失敗しながら、人に聞きながら、なんとかやってきました。
本当に、全くパソコンが出来ない店長でした。
時間がないときは、手書きで表を作っていました。
ひとりで、電話対応も、商品の仕入れも、販売プランも、接客も、契約も、クレーム対応も、
経理も、朝の掃除も、お茶汲みもやっていました。
ランチの時は、電話転送して対応していました。
小さい頃からの夢の海外生活。
軽く仕事ながら、ホリデーを楽しむ
ワーキングホリデー人生を夢に描いていた僕に、
このような試練を与えた上司、Yさんを恨みました。
本当に、仕事と勉強だけの毎日で、
会社勤めも、経理も、経営もしたことのない私には、
毎日が死活問題で、毎日生き抜くのに精一杯でした。
今となっては、よい経験になっと感謝しています。
海外生活4年くらいでしたが、
たくさんの経験をしました。
人は、出会いで人生が変わると言われます。
このオーストラリアの地で
私人生を左右するこのになる師に出会うなんて
この時には、まったくわかりません。
今、目の前にあることを全力でやることで
次のステージにあげてくれる出会いが必ずある。
それが、裏方だろうが、トイレ掃除だろうが
単純な仕事だろうが、全身全霊でかかわった時
新しいステージが、新しい出会いが用意されています。
トイレの女神って、そんなかんじなのかな~