少し、「断食と酵素について」お話させてください。
人間の脳や体がエネルギーを使っている60%~70%は、
外から入ってきた食べ物などを消化すること、
つまり、食べ物という物体を、細かくして、血液に取り込めるサイズ、質にすることに
使われるそうです。
口から入ってきた食べ物を、細かくする作業をして、
使えるものと、使えないもの分けて、ブドウ糖やアミノ酸などに変換して、
振り分ける役割を担っているが、「酵素」という役割だそうです。
ですので、「よく噛みましょう」「よく咀嚼が大切です」と言われるのですが、
手前で、細かく分解(咀嚼)しておいてから、体内に入ってくると、
体の中の大工さんのような役割の「酵素」の食べ物を分解する仕事が大変楽になるのですね。
噛めば噛むほど、酵素の無駄働きをしなくてすむのですね。
といいますのがですね、
人間の体内の中で「酵素」というものは、
人生の中で、または、一日の中で一定量しか貯蓄がないといいますか、使用できないそうです。
つまり、一日に使える「酵素」の量がきまっているそうです。
それを、今の現代人は、この大切な「酵素」を消化に使ってしまうそうです。
一番わかりやすい例が、外食した後に、眠くなる食べ物というのは、
「酵素」を無駄遣いする食べ物なんですね.
食べた後に、すぐに横になりたいな~、寝たいな~という現象を招く食べ物。
これに対して、食べた後に、元気になる食べ物、
新鮮な野菜や手の込んだローフードや優しい手の込んだお料理や食べ物をいただいた時は、
それほど体に負担がかかっていないのですね。
どうやら、人間は、寝ている間に体を休ませて、酵素を生産し、補給して、
貯蓄する作業を行うそうなんですね。
酵素を一定量になるまで、貯蓄しするために休息を取りたくなるように体ができているので、
「酵素」切れになって、食べた後眠くなるということが起こるそうです。
ですので、断食のように、外からの食べ物を入れないようにすると、どうなるといいますと、
「酵素」が体内の残飯、胃の中に残っているものをお掃除してくれるわけですね。
我々日本人は、年間で、平均約4キロ近く、
添加物や消化しにくい老廃物を何らかの形で胃や腸などの体内に溜め込んでいくそうです。
この溜まりにたまった体内の老廃物を、
どのようにお掃除していくのかということが問題になる訳ですね。