ここ何年かは、仕事で銀座へ行くことが多かったのですが、その事務所も移転となり、銀座にしょっちゅう行くこともなくなりました。
真昼の銀座の中央通りは南西を向いているせいかとにかく明るく、夏も冬も、太陽が道行く人たちや地面を白い光で照らすのを見るのが心地よかったのですが、それを見られないのが少し残念です。
写真は夕方の中央通り。中央通りはまっすぐで、真ん中から向こうを眺めると抜けが心地よいです。
銀座の建物で、一番印象的だったのは、銀座一丁目駅近くの、ギャラリーなどが多く入っている奥野ビル。
調べてみると竣工が1957年とあるので、とても古いのですが、内部の色合いといい、外観の雰囲気といい、申し分ない感じがします。もし自分が占い師ならこういうところで開業したいです。
銀座で最もお世話になったレストランは、ナタラジ銀座店。二、三百回は訪れていると思います。ランチビュッフェが秀逸で、後半は小松菜入りナンが登場してこれもとてもおいしくいただきました。夜にはほうれん草系のカレーと、ダルカレー、そしてもちもちの玄米をよく食べていました。何度行っても、本当においしい感動を味わえるお店です。
これからは前ほど頻繁に来ることもないと思うと、あそこに行っておけばよかったとか、見ておけばよかったとか、色々出てくるものなので、休みにのんびり歩きに来ようと思います。きっとまた太陽を見て、そしてカレーを食べるのでしょう。