2011年、あけましておめでとうございます

2010年は、素晴らしい出会いと出来事にあふれ、本当に瞬く間に、しかし濃密に過ぎていきました。
先年にかかわったすべての人たちと出来事に心から感謝します。

何年かぶりに、のんびりとした新年を迎えているように思います。

こうして自分の家でゆったりと新年を迎えられるのは、幸せなことです。

今は、大変おめでたいという気持ちよりも、そのような幸福に対する感謝の気持ちが先にたってしまっているようで、なんだか不思議な感覚があります。

『新年、あけまして、ありがとうございます!』 
と言ってしまいそうです。。。


さて、最近すっかりブログからも遠ざかり何をしていたかというと、、、

『量子的アプローチ』というものにはまっていました。

コアフローのセッションは、主に骨や筋肉、骨格全体のエネルギーやアライメント(整合性)にアプローチしていく手法でしたが、この施術とはコンセプトの異なるアプローチで、研究している手法があります。

『量子』とは、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、物質を構成する、とても小さな単位のことです。物質を構成する最小単位、という意味で言うと『素粒子』、という言葉もあります。『量子』は、量ることのできる最小単位(今のところ、です)であり、『素粒子』は、空間的な大きさを持たない、物質の最小単位を示しています。

このように、細かな物質の特性を感じ取りながら、不調のある部位に働きかけるのが、量子的アプローチです。

具体的には、とても、静かで、穏やかな、施術になります。

この施術の特徴は、触っても、触らなくても施術が可能であることと、時間の概念と離れたところで変化が起こるということです。

触らなくても可能であるということは、体内の触れられない箇所にも働きかけができるということです。今までの体感では、手を触れずに行うセッションにおいても、遠隔で行う場合より、近くで対面して行ったほうが、よいダイナミックな効果が得られています。対面して行った場合でも、手と不調部位を近接させているほうが、より感覚的によい影響がある、と感じていますが、このことはまだ研究の余地がありそうです。

時間の概念と離れたところで変化が起こる、ということは、量子的アプローチの、もっとも大きな特徴といえます。人間の身体は、通常、時間的な流れの中で、その歴史と呼びうるものを肉体に刻んでいっています。なにか身体に不調があって、それが快癒したときには、その、不調の状態から快癒したときの情報がトレースとして肉体に刻まれています。

二元性の中での現象としてとらえると、こうした体験の積み重ねこそが、さまざまなことを現実化するのに、より多くの自由と可能性を与えてくれるプロセスであるともいえるのですが、ときに、そのプロセスを、時間という流れから離れて体感するということが、二元性の中での自己実現を飛躍的に促進することがありうるとも考えられると思います。

そのような場合に、量子的アプローチによって施術が行われると、一方向性を持った時間の概念から離れ、その細胞や組織に本来備わっている完全な情報を元に、より完全な状態に移行していきます。このプロセスは、『治癒』というよりも、『本来の状態に戻る』ということのように思えます。

と、この二ヶ月ばかりは、そうした『量子的アプローチ』という新たな手法について試行錯誤を繰り返し、その現象と意識の変化などについての考察に明け暮れていました。

この『量子的アプローチ』は、いまは、手探りでその感触を得ている段階です。まだセッションとしては始められるような状態にはありませんが、確かな感覚として、自分がこの20年間抱き続けてきた疑問や希望に応えてくれる、もしくはその一部について明確な答えを提供してくれるものになるだろうと思っています。

今年、2011年は、「すべてが静まりそして動き出す年」だと感じています。

すべての存在にとって、充実した年になりますよう、心から願っています。


しょう