スーパーフーズ雑感（MSM編）

先日、ヨガ仲間の里奈さんから有機イオウの粉末を頂きました。

　有機イオウは、Methyl Sulfonyl Methane を略しMSMと表示されることが多く、化学式はCH3SO2CH3、イオウに酸素とメチル基がくっついた形になっています。イオウと聞くと、最初に温泉が頭に浮かんだのですが、温泉などに含まれるのは無機イオウで、それを微生物や植物が取り込むと、人間でも体内に吸収できる形の有機イオウになるのだそうです。

　飲んだときの、個人的な感想です。

　摂取後、筋肉のはりが出て、身体を動かすことが楽にできるようになりました。精神的には、少し高揚感があります。街中よりは、静かな場所で摂るのがよいようです。グラウンディングしたいときには向かないかもしれません。身体を楽に動かせるようになるという点では、集中して身体を動かすワークアウトやヨガなどのボディワークの前に摂るとよいでしょう。

　ネットで調べてみると、人体にはイオウが多く含まれているとのこと。軟骨や爪、髪や肌にも使われるようです。軟骨によいものというとコラーゲンが注目されていますが、有機イオウはコラーゲンを作るための必要成分でもあるのです。
　
　昔は、病気になると、温泉場に長期間逗留してお風呂に入ったりのんびり過ごして治す、という『湯治』が一般的に行われていたと聞きます。温泉地帯の土壌には無機イオウが多く含まれているのですから、それを微生物や植物が取り込んで、有機イオウに変えて蓄えているということも十分考えられます。その土地でとれた野菜を長期間食べ続けることが、有機イオウをより多く体内に取り入れる結果となり、関節痛や虚弱体質、神経性の病気などの回復に一役買っていたのかもしれません。

　有機イオウ粉末、とてもパフォーマンス高いと思いました。家に常備しておいて、ここぞというときに飲みたいサプリメントです。