15年も前からお世話になっている本屋『回』では、いつもすばらしいタイミングで良書にめぐり会える。

昨日出会ったのは、

『老子(全)』 ―自在に生きる81章―  王明 校訂/訳  地湧社 2005年

老子は、いくつか読んでいますが、この訳はひときわわかりやすく、すっと心になじんでいく感じがします。

原文が太く、薄字であるのも目に程よく、ぽつぽつと現れる水墨画も心地よく頭を休ませてくれます。

『道(タオ)』をあらわす書としては難解といわれる老子ですが、読んで目で見る楽しみを味わいながら、老子の宇宙に浸ることのできるこの本、当分の間は鞄に忍ばせておくことになりそうです。