今日は豊田市能楽堂で行われた、「さつき能」を見に行ってきました!!
何と能楽鑑賞は、コロナ禍以前の2020年1月の「新春能」以来であります。
豊田市能楽堂
正直なところ様々なシーンで、「集まるな、近づくな」という呼び掛けが続いていたおかげで、能に対する関心も眠ったままになっていて・・・。
今日は2019年10月から2020年2月あたりの5ヶ月間で学んだ知識を、最大限フル活用して舞台を見ていました。
まずは狂言の「武悪」でスタート。まぁ、狂言はコントということで、リラックスしながら楽しめました。
事前の解説で前半は重たい展開が続くということでしたが、意外とそうでもなく全体を通じて軽やかにストーリーが進み、とても面白かったです。
そしてメインの「羽衣」では反対に目を皿のようにして、バリっと眠気も断ち切り、100%の集中力を発揮。
前もって配布された詞章の資料と謡を照らし合わせながら、舞台上で行われているパフォーマンスも見ながら、と五感を駆使して鑑賞しました。
いやぁ、豊田市に舞い降りた天女の舞に目が釘付けになりましたね。
特に鳳凰が描かれた羽衣は、雅やかで煌びやか。
去年豊田市能楽堂の謡・仕舞体験講座で学んだことを思い出しながら、演じ手の優雅な動きを堪能しました。
終わってみれば、あっという間の2時間半。完全に止まっていた時計を再び動かした感じです。
さぁ、次回は7月の「納涼能」。今からもう楽しみです!!