「病気になりやすい体」って、本当にあるのでしょうか

 

 

 

 

 

同じものを食べて、
同じような生活をしているのに、

すぐに体調を崩す人もいれば、
いつも元気そうな人もいます。

 

「もともとの体質だから仕方がないのかな?」

そう思ったことはありませんか?

 

実は私自身、小さい頃から病気や怪我の多い人生でした。

赤ちゃんの頃の股関節脱臼から始まり、

子どもの頃は怪我が多く、大人になってからも病気や手術、

さまざまな体の不調を経験してきました。

 

「どうして私はこんなに?」

と思ったことも何度もあります。

でも、ヨガや体について学ぶようになって、

少しずつ見方が変わってきました。

 

 

 

💫私たちの体は、みんな同じではない

 

 

人の体調は、

ひとつの原因だけで決まるものではありません。

 

生まれ持った体質や年齢だけでなく、

睡眠、食事、運動、ストレス、生活環境、

これまでの病気や怪我など、たくさんのものが重なっています。

 

同じ8時間眠っても、同じものを食べても、

同じ運動をしても、体の反応がまったく同じになるわけではありません。

 

だから、

 

「あの人に良かったから、私にもいい」

 

とは限らないんですね。

 

健康法を探す前に、

まず

 

自分の体がどう反応しているのかを知ること。

 

私はそこが、とても大切だと思っています。

 

 

 

 💫体は、何もしないでいるわけではありません

 

 

転んで皮膚をすりむいたとき、

しばらくすると血が止まり、傷口がふさがり、

少しずつ皮膚が修復されていきます。

 

風邪などの感染症にかかったときも、

免疫のしくみが働きます。

 

暑ければ汗をかき、

寒ければ熱を逃がさないように血管の働きが変わります。

 

私たちが意識していなくても、

体には

 

自分を守り、バランスを保ち、回復しようとするさまざまな仕組み

 

が備わっています。

 

「自然治癒力」という言葉を聞くことがありますが、

何か特別な力があるというより、

こうした体の働きをまとめて表していると考えるとわかりやすいかもしれません。

 

💫では、その力を生かすには?

 

 

特別なことばかりをする必要はありません。

 

ちゃんと眠る。
必要な栄養をとる。
適度に体を動かす。
疲れたら休む。
体を冷やしすぎない。
ストレスが続いていることに気づく。

 

とても当たり前のことに見えます。

 

でも、

この「当たり前」が崩れた状態が長く続くと、

体にとっては回復するための余裕が少なくなることがあります。

 

だから私は、健康のために何かをたくさん足すことだけでなく、

 

「今、体の邪魔をしているものはないかな?」

 

と考えることも大切だと思っています。

 

💫「私は治す力を持っている」と信じること

 

 

これは、

「病気になっても自分だけで治せる」

という意味ではありません。

 

病気や怪我によっては、

検査や薬、手術、リハビリなど医療の力が必要な場合があります。

 

私自身も、そうした治療に何度も助けられてきました。

 

でも、

治療を受けている間も、私たちの体は回復するために働いています。

 

だから、

 

「私の体は弱い」

 

と決めつけるのではなく、

 

「私の体にも、回復しようとする力がある」

 

と、自分の体を少し信頼してあげる。

 

そのうえで、必要な治療を受け、眠り、食べ、動き、休む。

私は、そんなふうに自分の体と付き合っていけたらいいなと思っています。

 

💫今日からひとつだけ

 

 

健康のために「あれも、これも」と始めなくて大丈夫。

今日は一度、自分に聞いてみてください。

 

「最近の私は、ちゃんと回復する時間をとれているかな?」

 

眠れている?
疲れをためていない?
ずっと頑張り続けていない?

 

自分の体を知ることは、
セルフケアの最初の一歩です。

 

 

 

 

 

 

💫次回は「自律神経のバランスって、どういうこと?」

 

 

「自律神経を整えましょう」

よく聞く言葉ですが、
そもそも自律神経って何なのでしょう?

 

次回は、目には見えないけれど、私たちの体で一日中働いている

 

「自律神経」

 

について、できるだけわかりやすくお話しします。