こんにちは。

 

お互いを尊重する社会のために法を使う

弁護士の奧村裕子です。

 

離婚に関する法律相談でTOP3に入るご質問は、

 

「不貞行為に対する慰謝料はいくらですか?」

 

相場は、50万円~250万円ぐらいとお答えしています。

 

少ないと感じますよね、きっと。


慰謝料とは、

他人の行為によって受けた精神的苦痛に対する金銭賠償の費用を言います。

 

精神的苦痛は目に見えないので、

訴訟の場合、沢山ある事例から、共通項を見出し、

慰謝料の増額事由、減額事由という判断から

慰謝料の金額が決まります。

 

判例の蓄積から、不貞慰謝料の相場というのが決まってきます。

 

精神的苦痛は客観的に測定できないので、

どういった事実があったのか

こういった事実があれば、

辛いよね

ということで、慰謝料の金額が決まります。

 

具体的には、

 

①不貞行為があるまでの家族関係

仲がいいほど、婚姻関係が長いほど、慰謝料の増額事由となります。

 

・仲が良かったのか

・子供はいるのか

・婚姻期間は何年か

・同居の有無

 

②不貞行為の態様

1回よりも複数、1週間よりも3年、隠れてこそこそ自分以外と

会っていたなんて傷つきますよね。

 

・不貞行為の回数(立証できた回数)

・不貞行為を誘ったのはどっち?

・不定行為の期間

・不貞相手との間の子の有無

 

③不貞行為後の事情

不貞行為がなければ、穏やかな婚姻生活を継続していたのに

しかも、こちらは確たる証拠があるのに、なお嘘をつくなんて悪質。

謝罪の言葉すらないなんて。

お金の問題ではないんです、ただ、浮気を認めて謝って欲しい

という方に沢山お会いしてきました。

 

・離婚の有無

・別居の有無

・精神科・心療内科への通院有無
・不貞行為発覚後も関係を継続しているか

・謝罪、反省の態度があるか
・不貞行為を隠すような嘘をついていたか

上記に挙げたこと以外も
慰謝料増額・減額の事由となりますが、
我々弁護士とは、このようなことを考えて
法律相談を受けるときに質問をしています。