お互いを尊重するために法を使う

弁護士の奥村裕子です。

 

相談者からのご質問があります。

 

「夫が浮気をしているんです」「このラインで慰謝料とれますか?」

 

 

 

ラインを拝見すると,

 

 
「大好き」,「また今度ドライブしようね」,「●●さん,激しかった」等のやり取りがあります。

弁護士としてではなく,友達からの相談だったら,
これは浮気してるよね~といいます。
 
それに加え,最近出張が多いらしい。
 
ますます,怪しい。
 
密会しているに違いない,と思います。
 
しかし,
 
不貞慰謝料がとれるかどうかは,別です。
 
配偶者(夫・妻)に請求する場合と浮気相手に請求する場合でも
手段は2つです。
 
①話し合いで解決
OR
②訴訟
 
どちらかになります。

①話し合いで解決できるなら,特に証拠はいりません。
慰謝料の金額もいくらでも構いません。
 
とはいえ,話し合いの段階でも,ある程度の証拠が必要になる場合もあります。
これだけの証拠があるから,訴訟になった場合,負けてしまうから
話し合いで解決しようという判断になってもらうためです。

訴訟になると判決がでるまで,半年~1年ぐらいはかかってしまうケースがあるからです。
 
①話し合いで解決しない,しらばっくれる
といったケースの場合,②訴訟になります。
 
②訴訟になった場合,
慰謝料を請求する側が,証拠を集めなければなりません。
 
その時の,証拠として,
ラインの「大好き」,「また今度ドライブしようね」,「●●さん,激しかった」
もし,証拠がこれだけだと,残念ながら訴訟で慰謝料が認められることにはならないでしょう。
 
相手は,
・言葉遊びだよ
・友達として好きって意味だよ

・ドライブはみんなで行ったんだよ

など,いやいや嘘でしょ,って思うような反論をしてきます。


国が,「不貞行為していません」という人に対し,

強制的に,あなた不貞行為したでしょ,慰謝料払いなさい!
 

となるには,誰が見ても明らかに不貞行為しましたね

 

というぐらいの証拠が必要です。

 

証拠にも強い証拠,弱い証拠があります。

 

一番強い証拠は

そういった行為をするホテルに入って,出てきた写真があるのがいいです。

 

でもその事実を知るのは辛いです。

 

探偵の費用もかかります。

 

ピンポインドでこの日に浮気相手と会う

というのがわかると,探偵費用も抑えられるようです。


前に進むために

離婚と不貞慰謝料請求すると決めたら

辛い現実をみることになりますが,その事実も受け入れ,いつかは相手のことも許せる日が来ます。

その先には,新しい未来があって,

あー離婚してよかった

という時が必ず来きます。