大学サークルの先輩達の同窓会にお邪魔してきた。
俺が入学したのと入れ替わりに卒業した方々。
俺はバイトを世話してもらったり、サークルの卒業生との連絡窓口を担当していたりと、一緒に活動したことはなかったけど懐かしい人達だ。

始めは新宿の歌声喫茶に集合した。
歌声喫茶って、俺が学生の頃にはもう時代の流れの外側にあった文化なんだけど、夕方18時頃には満席ですごい盛り上がっていて驚いた。
客層はほとんどが70代位の、歌声喫茶が全盛だった頃からの人達だろう。

場所をカラオケボックスに移して、学生時代と同じように、当時歌った歌を片っ端からギター弾いて皆で歌う。
ライブともカラオケとも違う。皆が知っている歌を、大きな声出して歌う気持ち良さ。
俺がギターを弾きはじめた原点は、これなんだ。(大学のサークルとは別の場)

フォークソングがニューミュージックに取って代わられ、音楽やメディアが多様化して、発信側も受け手も細分化して行った70年代後半以降。
意識的に同じ歌を共有しなければ、同世代であっても誰もが知っている、皆が歌える歌なんて、数少ないだろう。俺達のサークルは、意識的にそれをやろうとしていた。(上下に10年位の幅ならいけるかな?)

今日は少人数だったけど、これをきっかけにまたいずれ集まることができたらいいな。