震える手に銃を握らされた少年に
すべての希望を毟り取られた母に
君はどんな愛を届けるのですか

愛を守る為に銃爪を引けと
迫られて心を凍らせた若者に
何も分からず親も家も焼かれて
飢えと病に震える子供に
君はどんな言葉でぬくもりを伝えるの

何を投げ出しどれだけ声を枯らせば
嘘を暴けるのか
見えるまで分かるまで俺は


守るために命を投げ出すのが愛だと
一人の命より大事なものがあると
そんな唄を歌えますか

戦争で死ぬのなんかゴメンだ
殺したくもないやと
歌った奴はなぶり殺しにされ
そんな声を上げることすら思いもよらない
世の中が二度と来ないと君は言えますか

どんな言葉でどれだけ声を枯らせば
嘘を暴けるのか
見えるまで分かるまで俺は
歌えるのでしょうか