丸ちゃんと淳は静香のジレンマなどよそに…予定通り 物件探しに出掛けて行った

静香はスッキリしない気分のまま…
丸ちゃんの畑に出ていた
畑は丸ちゃんの自宅の周りに位置する
なので涼を畑に連れて拓は丸ちゃんの家に寝かしてきた
涼は丸ちゃんちの犬“マル”(笑えるがそういう名前なのである)と仲良しに なった
マルはシェパードと何とか犬のハーフさん…だから体は大きい…
じゃれて涼に飛びかかると涼は見事に突き飛ばされる
はじめは半べそをかいていたが それでも涼はマルが大好き…マルもどうやら涼が大好き…昼過ぎには立場が完全に逆転 涼が有利!
その様子を見ているみんなも大笑い

『マル‼️ダメしょ』と涼が言うと大きな図体のマルは耳を垂らして涼にすり寄る
3時の休憩に涼が座ると隣に座り物欲しそうに涼のパンを見ていると涼が半分マルにあげる
マルは嬉しそうに食べる
涼もマルを見ながら嬉しそうにパンに
かぶりつく…

きっと都会の母親なら悲鳴をあげるだろう
下に落ちたパンだって直ぐに拾ったなら食べる
でも涼はお腹を壊した事はない!
現代の子ども達はあまりにも過剰に守られ過ぎて 逆に直ぐに病気になる
母原病と云う言葉の意味を静香はいつも考える
まぁ~ご批判もあるでしょう!
大型犬と親も付かずに遊ばせて…もし噛みついたら…
静香はマルがそんな事はしないと理解しているし涼もマルが嫌がる事はしない
2~3時間で子分にしたのだから…
犬は上下関係が大切 自分より上だと思うモノに牙はむかない
それを見極める目を若い静香は持っている
小さな頃から犬や猫と生活していた
そしてその教えは今は亡き母親から学んだ
母親は動物が大好きだった
犬は噛むかも知れないと云う情報は 要らない情報…必要なのは何故噛むのかと云う情報だ!要らない情報ばかり耳としまになっている若い母親達は動物と触れさそうとしない
全ては繋がっている話なのだ!
平田家には動物がいないので…静香はこの機会を嬉しく思うのだった
『マル‼️涼を頼むわよ❗️』『ワン~』
しっぽがちぎれるんじゃないかと思うくらい振るマル…
『涼‼️マルを頼むわよ❗️』『はぁ~い』みんな大笑い
切ない出来事の後の ひとときの
安らぐ時間だった

夕方早々に丸ちゃんは
『明日…引っ越すぞ‼️』と~
早くないか?
確かに丸ちゃんの家に何日もお世話になるわけにはいかないが…
『叔父さん達は午前中には…引っ越す
了解済みだ❗️』
淳が丸ちゃんに続いて
『明日は午後からは家に戻れるから静香!頑張ろうな!』と~
静香は丸ちゃん一家に頭を下げる事くらいしか出来なかった
📖次回予告✏️
次の日
午前中には嵐の過ぎ去る様に義父母は出て行った
いや!義父母からしたら追い出されたという思いだろう!

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