遅くなりまして申し訳ございません!今日ご紹介するのはこちらです!
ORIS/オリス ビッグクラウン ポインターデイト Ref.01 754 7543 4361 \143,000+TAX
創業以来、一貫して機械式時計だけを製作し、クォーツショック時もスイス機械式時計の灯を守ったスイスの名門”ORIS(オリス)”より、代表作「ビッグクラウン ポインターデイト」をご紹介します。
ORISと言えば、このポインターデイトや名作ダイバー65、アクイス等のコストパフォーマンスに優れた機械式時計を世に放ち続け、高価格帯では10日間という驚異のリザーブを持つ自社製ムーブメントを搭載したモデルを発表したりと、常に伝統を重んじながらも先を見据えたブランド展開が強みのスイスブランドです。
今回ご紹介するモデルの特徴は大きく2つ。共に詳しくご紹介します。
1つ目は、刺又状の先端を持つセンター針を使ってデイトを指し示すポインターデイト仕様です。
(↑1938年製 ポインターカレンダー)
このポインターデイトの誕生は1938年までさかのぼります。オリス社の歴史に新たな1ページを加えることとなったこの作品は、現在までオリスウォッチの代名詞として知られてきました。
通常、ダイヤル上にあけられたデイト窓から見えるデイトディスクで日付を表示するのが一般的ですが、このポインターデイトは赤く色づけられた針先を持つデイト針を使用しています。針の先を赤く色づけているのは視認性を確保するためだと正式に発表されていますが、オリスのブランドコンセプトを可視化したレッドローターと同じ色であることを考えると、この”赤”という色は同社にとって特別な色であることがわかります。
2つ目は、そのケース径には若干大きい気がするリューズ”ビッグクラウン”です。
これに関しては、元々パイロットが手袋をしたままでも時計を操作しやすいようにと考案された仕様です。しかしながら現在ではデザイン的な要素が強く、オリスの中でも名作が揃う”ビッグクラウンシリーズ”として展開されています。
さて、今回ご紹介するモデルを改めて見ていきましょう。
1938年の意匠を受け継ぐこのモデルは、かなりデザインに特徴のある時計です。
針は1940年代頃に多用されたコブラ針、インデックスは楔型と飛びアラビアを使用しています。インデックス部分には格子状の装飾が施されており、外周のデイト表記とのコントラストを強調させることで時間の読み間違えを防ぐ工夫がなされています。
コインエッジが施されたベゼルが時計の高級感を一気に高めており、その部分とインデックスや針のみピンクゴールドとすることでさり気ない特別感を演出してくれています。
風防は今では珍しいドーム状のプラスティック風防を採用。プラ風防のデメリットは傷が付きやすいという点ですが、それは逆に、細かい傷であれば研磨で取れるというメリットも同時に持っています。
裏はトランスパレント化されたスクリューバック式の裏蓋。
窓からは機械式しか作らないというオリス社の信念を可視化した、赤く色づけされた自動巻の回転錘”レッドローター”を見ることができます。
ケース径は39mm。厚みは1.1㎜で非常に着用感もよく、小ぶり化の王道を行くサイズ感だと言えます。
これだけ長い間、形を大きく変えずに世に残る時計は非常に少ないと言えます。その長い間、常にオリスを代表してきた名作ポインターデイトは、時計好きでない方にもぜひ一度手に取って頂きたいモデルです!
気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度福岡天賞堂まで遊びにいらしてください(^^♪
福岡天神の時計屋さん 福岡天賞堂
〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目2-43 ソラリアプラザB1
☎ 092-721-8449
✉ info@core-tenshodo.com
公式サイトはこちら
ハミルトン正規販売専門オンラインショップはこちら