TVドラマ「怪奇大作戦」DVD発売される。 | わたしのコレクション&アイテム

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ここでは、私の数有るコレクションを紹介いたします。

今までに集めた数多くのコレクションの思い出話も取り混ぜて、紹介いたします。(*^_^*)

TVドラマ「怪奇大作戦」DVD発売される。

円谷プロによる、特撮怪奇ドラマ「怪奇大作戦」が、9月に上巻が発売され、11月に下巻が、 発売される。
余談であるが、過去にLD版が発売予定であったが、セリフが発売当時、放送禁止用語(「狂気人間」の回で、キ◯ガイというセリフがあり、それがどうやらまずかったらしい。)が使用されていたため、急遽、前日に回収、販売中止になったこと経緯がある。

「怪奇大作戦」とは様々な怪奇現象、不可解な現象を科学の力で解明していくSRI(科学捜査研究所)の活躍を描く特撮怪奇ドラマで、製作は円谷プロである。
いまから40年以上前の映像作品で、1968年から翌年1969年三月初旬にかけて放映された。全26話。
ちなみに、スポンサーは武田薬品だったと思う。

SRIがいくつも事件を解明するも、中には真相が解明できない事件(犯人が、人間ではないとか、理論では説明出来ないなどの理由)のエピソードも幾つかある。「青い血の女」など。

一見、日本版「Xファイル」のようではあるが、「Xファイル」は、超常現象、UFOやエイリアン関係、未確認生物などの事件が主だが、「怪奇大作戦」では怪奇な事件のほとんどが、人間の欲望、復讐、狂気から引き起こされた事件であり、様々なトリック、特殊な薬品、長年の品種改良から作り出された生物、機械を利用した犯罪などである。
そして、「Xファイル」より、はるか前に制作されていたのだ。

トリックの見所以外に、犯罪を犯す人間の心理や、関わる人間のドラマを描いている。

サブタイトルには、「人喰い蛾」、「かまいたち」、「24年目の復讐」、「氷の死刑台」と物騒なタイトルや、「京都売ります」「ゆきおんな」などファンタジー系などがある。

幾つか抜粋してみよう。
「24年目の復讐」
戦後24年(1945年に終戦、1969年に放映だから)経過しての、「24年目の復讐」は、戦時中、日本軍により人体改造を受け水棲人間となった日本兵が、終戦も知らないまま、アメリカ兵を襲う話。
終戦を迎えた日本は、いまは平和だと知った元日本兵は、自爆という哀しい結末を迎える。

その後、現実に、終戦を知らなかった元日本兵が二人生存して帰国した事実がある。
1972年、横井庄一さんがグァム島から、1975年、小野田寛郎さんが、フィリピンのルバング島から帰国した。
二人の日本人は、終戦を知らずにずっと現地のジャングルに潜んでいたのだ。

「美女と花粉」
アルコールと反応すると、毒物と化す熱帯植物を使い殺人を犯す話。
少し前なら、ありそうもない設定で、空想の産物だった話が、近年の遺伝子組み換え操作で、にわかに現実にありえるのではとも、思える話。

「かまいたち」
夜、家路を急ぐOL。
ある橋の上に来た瞬間、
OLの身体は突如、突風にさらされバラバラになり、吹き飛ばされた身体は川の中に。
SRIは、「かまいたち」にしては、おかしいとあらゆる調査を開始する。
幼い子がみたら、トラウマ間違いなしの画面。
犯人は、「真空発生装置」という機械を使い、路上を歩く女性を、バラバラにして殺害していたのだ。
「かまいたち」とは、急激な突風により発生した気圧の差により、皮膚が傷付きパックリと裂ける現象の事だが、小さな切り傷をつくる程度で、このような話は無理。
だが、現代では水に超高圧をかけた水圧で物が切断出来る装置がある。

いままで、想像の産物とされてきた物が、現実化してきた感がある。

欠番となっている「狂気人間」
は、「脳波変調機」という機械を使い、人の脳波を狂わせ、殺人を行わせる。法律の穴を狙った犯罪の話。
携帯電話の電磁波が、脳になにか作用するという話はあるが。

現代でも、ストーリーに類似したような事件がある。
当時のテレビ放送では、よかったが、現代では放送コードに抵触するようなセリフなどが、かなりあり、再放送という点では、一般的には問題ではあるが、ストーリーは40年前でも、いま見ても、通用すると思えるのだが。

作り話とはいえ、死に様が、当時としては、かなりインパクト(残酷描写がある。溶けるとか、バラバラになるとか。)があり、放送上どうなのか?といった
点もあった。

現代のほうが、作り話より理不尽な事件が起きている。なんのためらいもなく、刃物で刺したりする若者。作為的に作られた「狂気人間」より、まともなはずの人間達が、事件を起こしている。現代の現実の方が、よほど怖い話である。
人間の怖さ、「心の闇」は不変ということか。

最後に、怪奇大作戦 第四話「恐怖の電話」の話を。
電話を受けた人間が、突如として燃え上がる事件が多発。
被害者達に恨みを持つ男は、どうやって犯行をやってのけたのか?
2005年、製作された「怪奇大作戦セカンドファイル」でも「人間焼失」のリメイク版ともいえる「ゼウスの銃爪(ひきがね)」が、製作された。
黒電話は、携帯電話へと移り変わったが、携帯電話という新しいツールが持つ機能がうまくストーリーに組み込まれている。

無抵抗のアベックを襲撃し、嬲り殺した三人の男女。
その犯人達を弁護した女弁護士。
その弁護士の娘である女子高生。
これらの人々を軸に、発生する人間焼失事件。
携帯電話を受けた直後、突如、燃え上がるアベック殺人の加害者の一人。天からの裁きなのか、それとも、復讐によるものなのか?
そのトリックをSRIが、解き明かそうとするが、SRIも、何者かの手により危機に陥る。
アベック殺人の犯人の最後の一人は、まだ、服役中の身。
刑務所内の犯人をどうやって狙うのか?

現代、一歩間違えれば、我々の置かれた危うい世界を暗示するストーリーであり、トリックも、なるほどと思える話。ただ、可能かどうかは、?

ネット上で、見つけた「怪奇大作戦の部屋」というサイトは、なかなか面白く、「マニアックな質問と回答」のページは、裏話や、撮影場所が、記載されていて、興味深い。