核実験により、海イグアナ?が巨大化したという設定とその姿(手足の長いティラノサウルスにトゲが生えたような姿だったぞ!)。ニューヨーク市内を身軽に動きまわる姿と戦闘ヘリを下から飛び上がり食いつく場面は新しいが、放射能火炎(高圧力の息をはきだすだけに見えたぞ。それで車が吹っ飛んで爆発して炎が見えたようにしか見えんかったわ!、)は吐かんし、主食は魚。単独で卵を産み繁殖する雌雄同体。(ミニゴジラがたくさん出てくるのはすごいんだけどさ、ゴジラの神々しさはなくなるなぁ。)最後は、確かブルックリン橋のワイヤーに突っ込んで絡まって動けなくなり攻撃されて絶命する。(「オキシジェンデストロイヤー」以外で死んではあかん!死なないからゴジラなのに!)「怪獣王ゴジラ」とは、掛け離れた、そのスタイルに失望し怒りすら覚えたアメリカ人もいたのであった。(その事でゴジラマニアが暴動起こしたらしいよ。)
製作会社は、「続編作って、キングギドラ出す。」とたわけた事を言ってたけど、それ以降、音沙汰ないもんね。マニアを怒らせると怖いのだ。ラストシーンは含みを持たせた終わり方したのに。)
後々に、「あれは、ゴジラを、よう知らん外国人が、ゴジラと見間違えたもんだ。」ということになり、本家ゴジラ映画にも指摘された。(笑)
(ハリウッドはゴジラの版権を東宝からむりやり買い取ろうとし、日本版ゴジラの製作が消滅するとこだったのだ。)
ゴジラ大好き監督の「スピード」のヤン・デボン監督が、ゴジラの撮影を熱烈希望していたが、叶わなかった。映画「ツイスター」で竜巻が地上をゆっくりと破壊しながら移動していく場面があるが、本来、それは竜巻ではなく、ゴジラだったんだろうねと推測されていた。東宝「ゴジラ2000(ミレニアム)」での、釧路襲撃場面は、ヤン・デボンの叶わなかった映像の再現なのである。
今回は日本側からもゴジラ映画の監督やスタッフが参加するとのことで、期待してもいいかなぁ。製作側もゴジラ好きな人達が関わるということなので、巨大なトカゲは出てこないだろう。
(出てくんな。)
で、「1954 ゴジラ」って、ビキニ環礁でのアメリカの核実験で海底洞窟に生きていた恐竜がゴジラになったという設定だったけど、ハリウッドゴジラは「フランスの核実験」の影響で、ゴジラが誕生したという話になっていた。(だからジャン・レノ出てたのだ。)「えっ、責任回避かよ!それとも自国の核で怪獣化した爬虫類が暴れたら責任の所在をどこにしたらいいのか問題になるからか?」
やるなら、自衛隊の特殊兵器が海外派遣されて、ゴジラと戦えばいいのに。逆の日米安保(核からはアメリカが守るけど、ゴジラに関しては日本がアメリカを守るとか)とか、あと日本の国会紛糾場面とか欲しいよね。
ゴジラってもともと反戦映画なんだからさ、そのあたりに触れていただかなくては。
で、「ゴジラ1984」では原点に立ち返るべく反核の話に。
劇中に東京湾にソ連の偽装貨物船が停泊していて、その船は実は核衛星の発射ボタン(当時はソ連だった。)を積んだ指令船だったってのがあったのだよ。で、ゴジラ上陸に際して、被害受ける。間違って核衛星へ命令が入り、東京が核攻撃されそうになるという展開。(この場合、核を持ち込んでいないから非核三原則にあたらない。アメリカじゃなくソ連だったし。)ソ連は核によるゴジラ殲滅を日本政府に打電。たのみのアメリカは、迎撃ミサイル発射を躊躇する。その裏にはゴジラが上陸した東京を舞台に、両大国が、「大都市が核攻撃をされた場合のシミュレーションとしての検証」をしたい思惑があったりとか。結構、重いのだ。ならば、アメリカが自国に上陸したゴジラに対し、自ら核を使うとかしたら、どうなんだ。
たのむから、あの過去の二の舞はやめてね。そして、二年後、期待してましょう。って、2012年公開だろ?ローランド・エメリッヒも「2012」監督したぞ。そういや前作ハリウッドゴジラはエメリッヒが監督してたな。
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