「MS06ザクの系譜」 | わたしのコレクション&アイテム

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ここでは、私の数有るコレクションを紹介いたします。

今までに集めた数多くのコレクションの思い出話も取り混ぜて、紹介いたします。(*^_^*)


モビルスーツの代名詞ザク。誕生の過程は、第一次世界大戦前のイギリスの、ある話に似ている。

当時イギリスは、新兵器のある「物」を敵国に、さとられぬようデマを流していた。もし、スパイにその新兵器を写真に撮られたとしても、前もって流布しておけば、カモフラージュになる。その「物」は、「畑に水を散布するための農業用車両、移動式水槽だ」と、ガセネタを流した。そのため、それはそれ以降、水を大量に溜める容器と同じ名前となった。そう、TANKタンク(戦車)である。
さて、ザクも連邦の目を欺くために、コロニー内の農作業用マニピュレーターだと称し、連邦を煙にまきながら開発。一年戦争開戦時まで極秘扱いにされていた。
この人型巨大兵器が戦場に姿を現した時、相手側に与えた衝撃とは、いかほどのものだったであろうか。

のちに改良され、06ザクが製造されるが、このザクという機体ほど、バリエーションに富んだ機体は無い。
0079年、一年戦争時、このザクのような多様性やバリエーション、派生したモビルスーツは、ゲルググやドムもあるが、ザクほどのバリエーションは無い。(ゲルググもドムも、その後、再設計モデルや特化した機体が生産された。)

ザクをベースに様々な機体(水中用ザク・ザクマリナー、サイコミュザク、機雷散布ザクマインレイヤー、偵察用に頭部のカメラ可動範囲を左右と上部に大きく振り、両肩にカメラのガンカメラ装備のザクレコンタイプ、デザートザク、ザクタンク、ザク06R、戦局や場所に応じて袈装がされた様々な現地使用)が作られ、連邦でも、その優秀さからハイザックを製造、生産。アクシズでは後継機ザクⅢを製造するが、量産という形ではない。一年戦争末期では、連邦士官シロー・アマダは、宇宙空間で、上半身はザク、下半身はドムを組み合わせた試験モビルスーツに遭遇している。また地球圏のジオン軍、技術士官ギニアス・サハリンは巨大モビルアーマー「アプサラス」に、ザクの頭部を使用している。
機動戦士ガンダム0083では、連邦はモビルスーツの操縦の初歩として、オーストラリア、トリントン基地で捕獲したザクを、練習用として使用している。
また、ジオン軍士官、エギーユ・デラーズ率いる「デラーズフリート」は、物資の少なさから、ザク頭部と腕部を改修、両脚部分を外し、簡素化した「ドラッツェ」を生産した。格闘し、運悪く大破して戦力を失うより、ヒット&ウェイの戦法で極力、戦力を温存する方法を取る事を考慮したのだろうか。
この背景には、デラーズフリートが潜む「いばらの園」というアステロイド(小惑星)地帯に理由があると思われる。隠れるには都合がよいが、それ以外では、不都合が多い場所であり、頻繁な物資の供給や、大規模の建設は、かえって目につくからである。
0087年、グリプス戦役では、長距離狙撃用「隠れハイザック」というカスタム機が製造された。
その後のアクシズ戦争時、地球圏のジオン軍、ロンメル率いる「青の部隊」が「アイザック」を使用。この時、画面上に初めてアイザックが現れた。頭部と一体化したレドーム。バックパックには通信機器と機体が破壊された時のためのデータを記録したポッドを射出する機能。機体のデザインから、連邦のハイザックを捕獲し流用したのか、連邦にアイザックがあったかは不明。作品画面上で連邦のアイザックは確認されていないので、不明である。新作「ユニコーンガンダム」にもアイザックが出ている。

シャア率いる「ネオジオン」では、ホビーハイザックやザクの正統後継機、ギラ・ドーガ。(ザクにドイツ軍ヘルメットを被せたような形状。)が、運用されている。

ユニコーンガンダムでは、ギラ・ドーガからさらに改良されたギラ・ズールという、ギラ・ドーガの進化版が登場する。

一年戦争から10年以上経過しても、なおザク、あるいはザクの流れをくむ機体が戦場において活躍しているということは、基本設計の優秀さの表れであろうか。

「連邦サイドのザク」
連邦はザクを再設計し「ハイザック」を開発。
さらに月面のアナハイムエレクトロニクス社はザクをベースに「マラサイ」を開発した。本来ならAEUGへ供給されるはずのマラサイであったが、政治的問題により連邦組織「ティターンズ」へと供給される事となった。アナハイムがAEUGにMSを供給している疑いをかけられたからである。事実、スペースノイドを後押ししているアナハイム社であるが、連邦も取引先であるためやむを得ずの決断である。そして、一年戦争後、ジオンからマグネットコーティングされ、ビーム兵器が使用出来る「アクトザク」を接収。連邦のジャブローで試験的運用がされていたようである。
連邦もザクの優秀さには、目をかけていたわけである。これとは別に、ゲルググの派生モデル、ガルバルディβも戦後、残された設計図から製作、生産した。連邦のMSがガンダムとGM以外は、すべてモノアイというのもザクの流れから、来ているのだろうか。

ザクとはヤラレメカ的な扱いを受けながらも、魅力溢れる機体なのである。

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