もう、はなっからおかしな雰囲気の映画です。多分、ホラーコメディーだと頭にすりこんでいるので、そんな風に見えているのかも。ホラーと、コメディーのバランスがうまく回っていて楽しめます。多分、ブレードランナーと、キャプテンスーパーマーケット(死霊のはらわたの続編)、ドーンオブザデッドを初め、数々のゾンビ映画、マーズアタック等のパロディーというかオマージュがちりばめられてありますね。映画に対する愛情ですね。まだなにか他の映画のネタが隠されているような気が。ここらあたりは個人的なものだけど。
ホラーな描写もしっかりありで、温水洋一役の温水洋一さん、罰当たりな役で、甦った武将に切られて死んじゃうんだけど、その後は、ホラーもぶっ飛ぶ、ギャグになっていたり。ホラーな場面なのに半分、妙におかしな雰囲気が漂っていたり。
でまたまたおかしいのが、落ち武者に切られたり、弓矢で射られて殺された人が落ち武者の夏彦によってゾンビにされるんだけど(このシーン温水さんのシーンに関連あり。ゾンビになった温水さんの姿に注目!)、みんな、髪の毛が落ち武者ヘアーになってたりと、かなり可笑しいです。ゾンビにされると「御意!御意!」といいながら独特の動きのゾンビになったり、画面は、ホラーテイストたっぷり。1番ぶっ飛んだのはクリスタル・ケイの継母役。妙に可笑しいというか、いい意味で「えっ、本当にそれでいいのか?」というツッコミで見てました。
由紀さおりさんが、かわいらしいボケをかますおばあちゃん役、EXILEのアキラ君は、おばあさんの孫で祠を護るちょいヘタレ役、メカいじり好きな女子高生役に沙綾ちゃんだけど、いつもの沙綾ちゃんに全然見えない。
刀対チェーンソーのシーンも面白いどす。表面上は、すねてるけど実は優しい子が、落ち武者相手に立ち回りを演じます。
学生タレントの女の子も、少しずつみんなと力合わせて自分が変わっていったりとかね。
やはり、落ち武者を倒す歌は、あれでした。村内放送で流すときに、由紀さおりさんのお姉さんの声も重ねて流したらおもしろかったかも。夏彦役のディビッド伊藤さんは、殺生を嫌う役なんだけど、結構いい役です。先生の勝かい子役のマイコさんが生徒を救う為に、「ちんすこう~!」と叫ぶシーン、笑えます。どこで、言うのかと思えば、普通、そんな状況で叫ぶか?という場面に。笑えます。さすが竹中監督。ほんとなら「ファイト~!一発!」なんだろうけど。
一年後におしゃかべ村は、賑やかになるのだけど
賑やかなシーンに、えっ?という場面が。
楽しい映画です。