「仮面ライダーV3」で、悪の組織デストロンに所属していた科学者、結城丈二が特殊スーツにヘルメットで変身する。彼、結城丈二は、悪の組織デストロンに騙され、世界の平和の為に利用されると信じ、いくつもの研究をしてきた。その優秀さゆえ、幹部の一人、ヨロイ一族のヨロイ大元帥に妬まれ、裏切り者の濡れ衣を着せられ、処刑されようとしていた。人間を溶かす液体の上に、逆さに吊され、右手を液体によって失ってしまう。が、結城を慕うデストロン研究員の手により、脱出。復讐の鬼、ライダーマンとなったのだ。
失った右手を義手に変えると同時に、アタッチメント化し、様々な武器に交換出来るのがライダーマンである。マシンガンアームやロープアーム(フックの付いたロープを発射する)、パワーアーム(三日月状のカッターが付いている)などを装備する。この他にも多数装備があるようだが、画面では、ロープアーム、パワーアームがよく使用された。
何故、彼は仮面ライダーを模して作ったのか?
ライダーこそ、悪の組織にとって、もっとも嫌悪されるものである。だからこそ、彼はライダーに似せたスーツを作ったのである。(ある意味、嫌がらせである。)
とはいえ、彼は右腕以外は生身の身体であるため、完全なサイボーグのライダーより戦闘力は落ちるがアタッチメントのアームを、戦闘に即した武器に交換出来るため、それを補う以上の効果をもたらす。
当初は、ヨロイ一族ばかりか、ライダーV3をも、敵視していたが、デストロンそのものが結城を騙していた事実を知り、V3と共闘する事になる。
復讐心を捨て世界平和の為にデストロンと闘うのであった。
そして、デストロンのプルトニウム爆弾を積んだロケットから日本を救うため、自ら犠牲となり、ロケットを太平洋上まで操作し海へ消えていったのであった。
その行為に仮面ライダーV3は、仮面ライダー4号の名前を贈ったのであった。
しかし、彼は生きていた。生きてニューギニアに流れ付き、その地域のデストロンや、その後の悪の組織と闘っていたのである。
この話は「仮面ライダースピリット」に収録されているので、読んでいただければ。
今回は、劇場版「仮面ライダーディケイド オール仮面ライダー対大ショッカー」公開記念ということでライダーマンについての解説でありました。
ちなみに彼は優秀な科学者でもあるので、その後の話は仮面ライダースピリットに掲載されており、ライダーマンの活躍を愉しめます。