今回は真面目な話。過去に、ある特撮雑誌で読んだ、ある戦隊の最終回直前のインタビュー。やはり最初の一歩である放送初日は、みな不安になったのだそうだ。そう、自分達が出た、新作の戦隊物が子供達に、受け入れられるかどうか。
彼らは、どう考えたか。「だったら、嫌われてもいいから、精一杯やろう!」と。
これは、ドラマを演じる以上、俳優達には、いつでもありえる心配であろう。
酷い言い方だが、子供は、残酷で容赦ない。その演者が手を抜いているかどうか、感性で見抜いてしまう。大人よりシビアなのだ。で、つまらなければ、二度と見ない。
イマジネーションを働かせ、その世界に入っていかなければ、子供はソッポをむくらしい。はたから見ればおかしなことでも。
初代「ウルトラマン」の最終回が、放映された時の話。ウルトラマンは地球にいる時間の限界が迫り、地球を去る事になる。やがて地球から飛び去って行く、ウルトラマン。その時間、何が起きたか。「ウルトラマン」を見ていた子供達は、一斉に窓をあけ、夕日の空を見上げたという。ウルトラマンを見ていた大勢の子供達が、ウルトラマンに「さようなら」と「ありがとう」の感謝の気持ちから。
あの歴史的な「ウルトラマン」だって、第一回目放送は、みな関係者は心配していた。ウルトラマンそのものが実験みたいなものだったし、それに、一週間前に「マグマ大使」というライバル番組が先に放送されていたのもあったから。
イマジネーションって、偉大だし、大切なのだ。
いい歳してる大人の俺だって見てる。作り手が、いい加減だったら、受け手側だって見る気はしない。
がんばれ、頑張って想像して、あらたな創造でみんなを楽しませてくれ!