「反対運動をする自信も勇気もおそらくない、だからこそいまのうちにやらなくては」 | Core Infinity Views

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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘 の視点を記します。

> 戦争が起こってしまってから反対運動をする自信も勇気もおそらくない、だからこそいまのうちにやらなくては
> 藤波玖美子
 (折々のことば 選・鷲田清一)


「戦争が起こってしまってから反対運動をする自信も勇気もおそらくない」
(リンク先のことば)
これは同じ。さらに
「はじまってしまったものを止める力もおそらく僕にはない」

自衛のためでも、敵の組織の一員とはいえ人の命を奪うこと、
同じく自衛のためでも、
たった一人とはいえ、身内や一緒に訓練した仲間の命がなくなる場面を見ること、命が亡くなった姿を見ること、
理性はなくなり、情感だけになる。
逆にそんなときにも理性だけの人と一緒の時間を過ごしたいか。
もちろん、上官がおびえて逃げてしまっては困るし、
身や仲間を守るため、作戦を遂行するために理性的である必要はあるだろうけれど。

そんな時には、人間であっても人間であることを強制的に忘れなきゃならない。
そうなると、おそらく2度と人間に戻ることはできない。

だから、「自衛のため」でも、戦争を起こさないためのことを模索したい。
このことを自分の言葉で語れる方々を戦争に行った人だとすると、どう考えても85歳以上になる。
その数が極めて少なくなった時代だからこそ。