「ロボットの設計は、そのお手本としての人間が十分にわかっていなければできるものではありません。」 | Core Infinity Views

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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘 の視点を記します。

(こころの水鏡)ロボット、作る人間を映す 興福寺貫首・多川俊映 より

孫引きになりますが、この一文を。
> ロボットの設計は、そのお手本としての人間が十分にわかっていなければできるものではありません。
> 『森政弘の佛教(ぶっきょう)入門』

ここで述べられているのは、おそらく「人間性」といったことだろうと思います。

けれど、すでに実用化されているロボットの
動作の『判断』
だけでも、人間が理解して指示を出すのは大変です。

人間には、五感(六感、七感なども)をバランスよく使っています。
けれど、優先順位があり、
時として優先される直感があったりします。
それも、バランスよく使っています。

これをロボットの指示するのは大変です。
何を優先するのか、
複数の感覚の合わせ技もありなのか、
緊急で飛び込んでくる情報にどのように対応するか?

ロボット作りは、この問題に直面します。

いや、小学生以上対象の「ロボット教室(プログラムあり)」では、
この大変さに、生徒が直面するのです。
自分が無意識にやっていることを言語化して、
さらにプログラムに作り込んでいく作業です。

「ロボットにやらせるより、自分がやったほうが早いわ」
「上手に作られたプログラムを使わせてもらったら十分」

それはそうなのですが、
「ロボットつくりは、人間を知ること」
としたら、
考えることをあきらめないで、試行錯誤して頭がぐちゃぐちゃになる経験をしほしい、と思っています。

実はそれは、
「他人を知る」
「人というものを知る」
「自分を知る」
ことになるのですから。