「記憶は人を、行くべきところへ導くのだ」
-アリ・フォルマン(映画監督)
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まずはこちらの動画をご覧ください。
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おはようございます!
皆さんは、「記憶」について考えたことがありますか?
小さいころから今まで、あなたの中にはいろいろな記憶が存在しています。
人間は、いわば「記憶の集合体」といっても過言ではありません。
しかし同時に、記憶とはあいまいなもの。
なぜかというと、それは自分の都合のいいように書き換わってしまうからです。
この動画は、冒頭の格言を語ったアリ・フォルマン監督の映画『戦場でワルツを』
の中に登場する、記憶に関する実験シーンです。
被験者に子供の時の写真を10枚見せ、9枚は本物を、1枚だけを偽の写真
(移動遊園地の風景に本人をはめ込んだ合成写真)を見せます。
8割の人は何も疑わずその遊園地へ行ったと話し、2割は記憶にないと答えますが、
「本当に?よく思い出して」と聞くと「思い出した」と答えるというのです。
このように、人間は記憶を(少し言葉が悪いかもしれませんが)ねつ造し、
自分の都合のいいように解釈しようとする傾向があります。
カリフォルニア州アーバイン校のローレンス博士も、
同様の実験を行ってそれを実証しています。
しかし逆にいうと、どんな失敗の体験も、上手くいかなかったことも、
自分自身がその記憶をどう解釈するかで変わりうるということです。
単純に「失敗した」「上手くいかなかった」「だまされた」
などというふうに記憶していると、それがあなたの現実となります。
しかし、それを「失敗から学んだ」「落とし穴がわかった」
というように解釈すると、それもまたあなたの現実となるのです。
その違いはどこからくるかというと、あなたの思考の習慣です。
普段物事が起きたときに、瞬間的にどのように感じ、
そしてどのように解釈するか。
その蓄積が記憶となり、今の現実を作っているのです。
ですから、普段からあなたが物事に直面したときにどのように感じるのか、
その「クセ」を見つめ直してみてください。
きっとそこに、いまの現状を打破するヒントが隠されているはずです。
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