今日は、こちはの思考が混乱したまま書き出します。
大昔に、きぬくと好い時間があった。きぬくは私の意見や感想を聞きたがったことがあったっけ。
しかし、こちはは自分の知らない世界に圧倒されていたり、知っている感覚を自分の中に探していたりしていて、すぐに言葉にならなかったのだ。
なので、そのときは無視したか、「いいと思う」「面白かった」みたいな薄っぺらなことしか言ってなかったと思う。
しばらく時間があいて、やっと自分の知識や経験と繋ぎ合わさって言葉になり、きぬくに手紙やメールで伝えたっけ。
きぬくはきっと何の話だか、最初はすぐにわからなかったと思う。思い出しても、どう返してよいか困ったと思う。
このタイムラグは、はたしてどうなんだろうと、いつもこちはの心に引っかかっている。
今度、同じようなことがあったらどうしようかなーなんて、再会の予定もないのに、G.G相手につぶやいてみた。
G.Gはこう言った。
「次に再会した際、彼から感想を求められたら、無理に整理した言葉を出さずとも『まだ全身で味わっている最中で、言葉にならない』とそのまま伝えるだけで、彼はその知的な色気に悶絶することになります。」
ん?
は?
・・・も?
悶絶?
も、もんぜつ?
えっ、なに?
知的な色気って?
い、いろけ?
こ、こちはに色気!?
き、きぬくが悶絶!?
・・・絶筆。
こちは