英下院の2選挙区で実施された補欠選挙は24日までの開票の結果、ジョンソン首相の与党保守党の候補がいずれも敗北した。保守党のダウデン幹事長は「非常に厳しい結果」と認め、辞任した。
バイデン大統領への支持率が急速に下落している。米国政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査平均では、バイデン大統領への支持率は、政権発足当時の2021年1月末の54.6%に対し、6月24日時点では39.1%。一方、不支持率は56.4%となった。
バイデン政権に対して5月にクイニピアック大が実施した調査では、経済政策で支持32%、不支持63%、コロナ政策で支持48%、不支持47%、ウクライナ政策で支持44%、不支持50%である。
米国では今、インフレが襲っている。前年同月比で、4月8.3%、5月が8.6%上昇。バイデン政権発足時は1%台だったことを見れば失政は明らかだろう。
バイデンはプーチン大統領を退陣させるとウクライナ問題で制裁した。これでエネルギー価格が高騰した。制裁で政権が揺らいだのはプーチンでなく西側の政権である。
米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)が6月30日、スウェーデンとスイスを言い間違え、北大西洋条約機構(NATO)拡大をより興味深いものにする一幕があった。
↓2017年10月の衆院選で自民党が勝利したときは、このような発言も。
「中国、北朝鮮の脅威」を選挙に利用するのは、自民党のいつもの手口。
麻生太郎副総理兼財務相が26日、都内で開かれたパーティーで挨拶し、衆院選で自民党が勝利したことについて、「明らかに北朝鮮のおかげもありましょうし、いろんな方々がいろんな意識をお持ちになられた」と発言した。
自民党の選挙のキャッチフレーズは「この国を、守り抜く。」だった。安倍首相が街頭演説で、北朝鮮問題について一番長く時間を割くなど、自民党議員はしきりに北朝鮮危機をあおっていたが、麻生大臣はそれが功を奏したとニンマリしているわけだ。加えて、「北朝鮮のおかげ」と情勢の緊迫を“感謝”しているかのような表現にもア然だ。
そのほかにも、いろいろありました。
・「(料理は)ホッケの煮付けとか、そんなもんでしたよ」
・カップめんの値段を「400円ぐらい?」
・2013年1月、政府の社会保障制度改革国民会議で、
「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」
「御嶽山の噴火で被害に遭われた方々に、激励申し上げます」
・2016年6月、北海道小樽市で開かれた自民党の集会で、
「90になって老後が心配とか、わけのわからないことを言っている人がテレビに出ていたけど、いつまで生きているつもりだよと思いながら見ていた」
・2021年10月、北海道小樽市での街頭演説で、
「昔、北海道のコメは『厄介道米(やっかいどうまい)』と言われるほど売れないコメだった。今はその北海道がやたら美味いコメを作るようになった。農家のおかげですか?農協の力ですか?違います。温度が上がったからです」「平均気温が2度上がったおかげで北海道のコメは美味しくなった。地球温暖化といえば悪い話しか書いてありませんが、温暖化でいいこともあります」「それを輸出している。これが現実です」
まだまだ、あります。
漢字の読み間違えも。
(1) 怪我(かいが)
(2) 頻繁(はんざつ)
(3) 踏襲(ふしゅう)
(4) 低迷(ていまい)
(5) 未曾有(みぞうゆう)
(6) 詳細(ようさい)
(7) 有無(ゆうむ)
(8) 順風満帆(じゅんぷうまんぱ)
(9) 破綻(はじょう)
(10) 前場(まえば)
まさに「みぞうゆう」、いや、「未曾有」の事態。
日本経済が「ていまい」、いや、「低迷」してるのも頷けます。
↓この方も負けてません。
異次元の金融緩和ならぬ、異次元の緩やかさ。
政治家の皆さんのフリーダムな発言の一方で、
下々の皆さんは、侮辱罪厳罰化で発言には責任を持たなければならないようです。
政治家の皆さんがホッケの煮付けを召し上がっている間に、
下々の人間は値上がりしたカップめんでも食べよかな。
なかなか、「じゅんぷうまんぱ」、いや、「順風満帆」にはいかないものですね。