サンド伊達のコロッケあがってます | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

もう何度も書いているが、玉ねぎが食えない。

玉ねぎ一品が食べられないという理由で、玉ねぎを使用している

多くの料理が自動的に食べられないのである

これは不便だ。

 

小学校のとき、給食でメニューがカレーライスまるまる一品

だったときは白米の部分だけ食べてあとはほとんど残したから

腹が減っている状態で午後の5時間目と6時間目の授業を

受けていた。嫌な学校生活だった。

 

しかしここで今一度冷静に考えてみていただきたい。

玉ねぎって本当にそこまで多くの料理に必要だろうか。

 

玉ねぎを使わなくとも十分に美味い料理だって、けっこうたくさん

あるのではないだろうか。

 

世の中は「料理には玉ねぎが不可欠」という固定観念にとらわれすぎて

いるような気がする。

 

カレー、牛丼、親子丼、かつ丼、ピザ……などなど。

オレにしてみれば無理やり玉ねぎを入れているようにしか思えないのである。

 

あと居酒屋やレストランに知人や家族とかといったとき、なんとなく玉ねぎが

入ってそうな料理においては、まずその料理を誰かに食べてもらい、玉ねぎが

入っているかどうかを訊くことにしている。

そこで

「入ってないよ」

といわれ、ならばと思い安心して口に入れてみると、思い切り玉ねぎが

入っていて、味がしたり、食感があったりするのである。

シャリっていう歯触りがあったり。

 

でもここでひとつ疑問。

確認したところ、その食べてみてくれた人は玉ねぎを感じなかったから

「入ってない」といったわけである。

玉ねぎ嫌いじゃない人が食べて、入ってても入ってないと感じるくらいならば

最初から入れなくてもいいんじゃないかと強く思うのである。

 

そこが玉ねぎの七不思議。

 

でも勝手なこというかと思われるかもしれないが、たとえ玉ねぎでも

完全に溶けていたり、あるいは濾してあったりすれば食える例もあるのである。

たとえばレトルトカレー。あれはほぼ食える。というか好き。

 

材料名を見ると、しっかり玉ねぎと書いてある。

だけれど完全に溶けているから玉ねぎの食感も味も感じない。

よく喫茶店やそば屋にある、野菜がゴロゴロした昔ながらのカレーライスって

やつは無理。思いきり大きい玉ねぎの欠片が入っているから。

それを考えると、家庭風カレーライスよりも、ココイチのほうがずっと好き

である。

だからこのブログのテーマ別にもカレーというテーマを設けているわけ。

 

カレーのほかに玉ねぎを感じず、美味く食える料理がもうひとつある。

それがコロッケである。

 

コロッケって、玉ねぎ使っているらしい。

だけど完全に濾してあるからか、玉ねぎをまったく感じない。

 

コロッケは好きである。

ソースをかけたコロッケ一個で白飯2杯はいける。

 

価格的にも庶民の味方だ。

最近は買い物いっていないからもしかしたら値上がっているかも

しれないが、西友の惣菜コーナーではコロッケ一個50円で売っていた。

ちょっと前まではよく買っていたものだ。

 

食パンに挟めば、食パン1枚15円くらいだとして、65円でコロッケサンド

が食べられる。これはありがたい。

 

そうそう、そういえばBSでコロッケの専門番組がすこし前から始まった

のでたまに観ている。

 

金曜22時からBS-TBS

 

『サンド伊達のコロッケあがってます』

サイトはココ

TVerでも配信

 

 

居酒屋、サウナ、町中華、ビジホなどなど、コアなファンはいるが、地上波で

放送するにはちょっと地味かというテーマを放送するのがBSだが、ついに

コロッケだけで1時間放送する番組ができたかという感じだ。

 

出演はサンドウィッチマンの伊達とその後輩芸人の口笛なるお。

それにゲストが一組。

 

アメトークでも公言していたが、コロッケ大好きの伊達がいろんな商店街などに

あるコロッケ店(肉屋や総菜屋)を訪れて、ただコロッケにかじりつくという

番組である。いかにもBSらしい。

伊達は企画にもかかわっているようだ。

 

お店で買ったあげたてのコロッケを伊達がかじる瞬間のサクッって音を

一緒にいる口笛なるおが特別なマイクで拾って流すのだが、それがなんとなく

好きである。

なんというか食欲をそそる音なのだ。

あと、お店がコロッケを油に入れてあげるときのジュ~って音も拾ったりする。

放送時間帯的にも腹が減る時間なので、観ているとコロッケが食べたくなる。

 

カレーコロッケも好きだ。

あれもカレーだけに玉ねぎも入っているんだろうけど、全然感じない。

 

コロッケは価格的にも味的にも庶民の味方の王道である。

モノマネ芸人のコロッケも、一般家庭になじめるようなタレントになれるよう

願いを込めて、コロッケという芸名にしたと聞いたことがある。

 

普通のコロッケもカレーコロッケも好きだけれど、一番好きなのは

カニクリームコロッケ。

あれは美味い。イモ使ってないじゃんといわれるかもしれないけれど。

そのまま食べても美味いし、白米と一緒に食べても美味い。