はじまりはいつも雨 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

 

 

自分も含めて世の中には本当にどうでもいいことばかりおぼえている

人がいるなあと思う。

 

たとえば「タモリのボキャブラ天国」の投稿ネタ。

この間、自分の採用されたネタをおぼえているやつがいるかなと

思い、ネタで検索かけてみたら2ちゃんねるのボキャブラを語るスレ

みたいなところにヒットした。

各人がこんなネタがあったとおぼえているネタを書きこんでいるのだ。

スレを見ていったら、しっかりオレのネタを書きこんでいる人が数人いた。

嬉しいといえば嬉しい。

 

ASKAの「はじまりはいつも雨」の歌いだしの部分。

 

♪君に逢う日は 不思議なくらい

♪君に逢う日は 家に落雷

 

に変えたのが採用されたオレのネタ。

ボキャブラ世代でおぼえている人、いるだろうか?

 

デートにゆく日、朝はりきって鏡の前で髪をセットしてたら、そこに雷が

落ちて黒焦げ髪チリチリになる、という内容である。

 

一応、スタジオではタモリ含め、大玉はすべてついたのだが、爆笑という

よりも関心されてしまって笑いがあまりなかったのが誤算ではあった。

それでもマトリックスではバカパクの8・9と高得点。

参加賞の小座布団も頂いた。

 

そんな流れもあり、オレは別にASKAのファンでもなければASKAの

曲のファンでもないのだけれど、自分のネタの元ネタ曲ということもあり、

ある意味ではこの「はじまりはいつも雨」は思い出の曲であることに

間違いはない。

 

しかし、当時のボキャ天のハガキ採用倍率はかなり高かった。

いってしまえば、採用されたこのネタは何枚もだしたうちのたった1枚。

オレの中ではこのネタよりずっと面白いネタもいくつかだしたつもり

なのだ。

番組上、VTRの流れ的にすべて面白いネタを流すこともない

だろう。

抑揚をつけるためにときどき、あえてつまらないネタを挟むこともあると

思う。

それを考えると採用されるネタを作るというのは難しいものだ。

ボキャ天もシリーズ一番最初のやつはもう30年以上前になるのだな。

オレのネタが放送されたのももう30年前。

時間が経つのが早い。

その間にASKAもいろいろあったし。

 

 

やがてボキャ天は視聴者投稿ネタを封印して、芸年のネタ披露へと

内容が変わった。

まだ嫌われてたころの出川哲朗とかが「自称ポストタモリ」とかいう

キャッチフレーズででていた。

懐かしい。